コロナウイルスの感染対策のために
看護学生が 病院実習ができなくて
とても 残念
という話題を 看護教員の方から
聞きました
でも 良かったことも
授業が全て
オンライン遠隔授業になって
準備は大変だけど
個別のやりとりが増えたことで
学生の皆さんのレポートが
患者さんの その人らしさをつかむ
達成度が 各段にアップ
したそうです!
(看護や 教育 というお仕事は
一人ひとりに 丁寧に向き合うことで
よろこび やりがいを
いただけるんですね )
ただ
実際に
病院に実習に入って
患者さんと関わる
ことが出来ないので
ケアをする方がいない
看護をする役割がない・・・
しぼんでいるそう。
紙面上で いくら考えても
実際に 関わってみなければ
患者さんの 本当の思いや
その人らしさは 分かりませんものね
( イライラするときは 薬だけに頼らないで
” 花を愛でます ” という方 の その人らしさ )
そこで
現場のナースから
看護学生に
つたえたいことを
ディスカッションしました
学生さんと同じ
教材の事例 を読んで
患者さんを
丸ごととらえる
グループワークをします
患者さんの生きてきた経過をたどり
発症にいたる過程 どんな思いだったか
病気の特徴
身体のようす と心のようす と
社会環境とのつながり
いまの生活の困りごと
ご家族のたどられた経過 思い など
共有していきます
患者さんに
いま病棟でこんな看護が必要
(精神的な危機状態のために
食事や トイレや 入浴など
日常生活が
一人で出来なくなっている方への
看護ケア )
家に帰ってから こんなケアが必要
( お母さんが 一人で抱えないように )
学生さんが 実習にきたとしたら
ベテランナースの
言葉かけ 接し方
こんな関わりを見てほしい
などなど
学生の皆さん
病院実習が出来なくて
不安 心配だと思います
私も 学生のときは
実習があっても
ちゃんと看護師として働けるか
不安でした。
患者さんの力になりたい
その気持ちと
学び続ける気持ちがあれば大丈夫
現場のナースの
視点 こころ 看護のやりがい
届くといいな
一緒に 頑張っていきましょうね