白い物しか食べなかった偏食っ子が、色々食べられるようになった理由を語る | お悩み相談室 kanaのUMIカウンセリング

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色々やってみても上手くいかない・どんなに頑張っても報われない…と感じる時。出してる『意識』の問題かもしれません。カウンセリングであなたに寄り添います。

 

 

 

偏食だったピー助から理由を聞けた時のお話しです。

 

 

 

ピー助はひどい偏食の時期がありました。

 

 

 

恐怖の白こだわり…

   

 

 

恐怖なのは私だけなんですけどねほっこりあせる

 

 

 

 

料理苦手で作れるものに限りがある上に

 

白に限定されるつらさと

 

食べられない物を出されたピー助が

 

癇癪を起こして色々投げてくることが恐怖でした。

 

 

 

食べられるのは

 

豆乳、牛乳、豆腐、はんぺん、白米、シチューのルー、白い赤ちゃん煎餅など

 

 

 

豆腐になにか餡掛けするとかもダメ

 

白米になにか混ぜてもダメ

 

シチューに野菜ペーストを混ぜてもダメ

 

 

 

なぜなら、白ではなくなるから!

 

 

 

も〜〜! 一体なんなんだ!?

 

白だから、何?

 

色で何が変わるの?

 

色の中でもなんで白なの?えーん

 

 

 

 

…と思って、怒ったり泣いたりしていた暗黒時代。

 

 

 

 

それが

 

終わったんですよね〜

 

 

 

なぜ???

 

 

 

 

ピー助いわく

 

怖くなくなったから

 

だそうです。

 

 

 

「食べたことないから怖いんだよニコニコ

 

 

 

 

これは一体何?

 

どんな味なの?

 

どんな固さなの?

 

なんでこれを食べるの?

 

 

 

それがわからないと怖くなる時がある、と言っていました。

 

 

 

「ママやパパが食べているから安心とは思えない?」

 

と聞いてみたら、

 

「食べ物なのはわかるけど、僕が食べられるかはわからない」

 

ですって。

 

 

 

なるほど〜〜って思っちゃいましたほっこり

 

 

 

 

 

私は全然違う理由を想像していたので驚いたんです。

 

 

 

発達障害の子で偏食は特性の一つであり

 

その理由は「感覚過敏」が多いと聞きました。

 

嗅覚 味覚 舌の触覚…

 

 

なので発達障害のピー助もきっと

 

過敏で食べられないんだ

 

そう思ってきました。

 

でも違いました。

 

 

 

過敏じゃなくて不安で食べられない。

 

 

 

初期不安が強いことも特性の一つらしいので

 

どちらにせよ発達凹凸からくる特性だとしても

 

不安が原因だとハッキリした事は大収穫でした。

 

 

 

 

感覚過敏が原因である場合は

 

感覚を変える事はとても難しいし

 

本人にも酷ですが

 

 

不安が原因である場合は

 

工夫次第で不安が取り除けるかもしれませんし

 

本人もその方が楽になります。

 

 

 

なので私も少しずつ

 

家での料理の幅を広げていきました。

 

 

 

まずは材料の時点で見せて触らせる。

 

できればググって

 

それがどんな育ち方をしたのかも見せる。

 

 

 

初回はミキサーにかけたり微塵切りにして

 

素材の存在感を消す。

 

知っている料理の中に混ぜて

 

美味しく食べられた後

 

「実は少し入っていたんだよ。食べられたね♡」って伝える。

 

(食べる前だと不安になるし、あまり好きじゃない味だった場合は入っていた事を伝えない方がいいです)

 

 

 

 

ここで自分は何を食べられたのかを記憶出来れば

 

安心出来るのだと思います。

 

 

 

記憶するためには

 

見る・触る・(育つまでの話を)聞く

 

など素材に関する体験やエピソードがセットだと

 

脳が記憶しやすいですよウインク

 

 

 

 

最後はあるある話になりますが

 

今では定型発達4歳次男の方が偏食です。

 

発達障害とか関係ないじゃん笑い泣き

 

ピー助の4歳の時より好き嫌いがひどいです。

 

(癇癪はないから楽だけど)

 

理由は「お菓子の方が美味しい」

 

…こっちの理由にはどう対応したらいいのやら笑い泣き