「なんとかなるなる」

「なんとかなるなる」

生活の中で感じた事などをできればマンガ的に解釈して綴っていけたらなと思います

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先日、映画「真夏の方程式」を見てきました

映画に関してはまた別の機会に書けたらいいなとは思っていますが、その直後偶然にも東野圭吾さんの「どちらかが彼女を殺した」を発掘しました

ご存知かと思いますが、真夏の方程式も原作は東野圭吾さんです


文庫版の初版が1999年で買って読んでいたのですが、どこかに無くしてしまったとばかり思っていたのにふいに出て来ました。

少しネタバレになってしまいますが、この本





最後まで犯人の名前が出てきません

タイトル通りどちらかが犯人なのですが、当時読み終わってアレコレ考えた結果




わかりませんでした




巻末に推理の手引きがついているのですが

なんと





袋とじになっているのです


封印を解いてしまうとなんだか負けた気がして、自分なりに色々と推理して読み返してみたりとしましたが、結局決めてにかけて、そのまま時間ばかりが経過してしまいました


そして今再び14年越しにこの作品と対峙しました


久しぶりではありましたが、一度触れているので、昔の記憶を辿りながら、推理しながら、一気に読みました

昔とは違うんだぞ!と
知識も経験も増えたぞ!と

それはもう、はたからみたら鬼の形相だったに違いありません


ある種の気迫を持って読み終えた僕が最初にとった行動は






袋とじの封印を解いた






そこにはなんの躊躇もプライドもありませんでした



だって分からなかったんだもん
ヾ(´・ω・`)



そこで明かさせる衝撃の真実



ここでも明確な答えがのってない!

まぁただ、かなり真実に結び付く文字通り手引きが書いてあるので、おそらくこれを読めば犯人はわかるかと思います

僕が読んだ文庫版にしか手引きは載ってないみたいなのですが、この文庫化にあたって本編である3文字が削られたとのことです
これにより難易度が更にあがったとか

本一冊の中でたった3文字が大きなヒントになってるなんて凄いですよね

僕もその手引きで犯人がわかりました


14年越しにひとつすっきりしました


年月を経て得られるものってなんだか感慨深いです


それではまた






ちなみに小説版仮面ライダークウガも読んだのですが、こちらは13年越しのお話になっています
こちらも素晴らしかった