2015年9月23日に47th Sg.『愛すべき今日』(c/w『TEKUMAKUMAYAKON』『めんどくせい』)が発売された。
─『愛すべき今日』「今49歳になっている俺は、好き放題言ってる若い時の俺とは違うので……でもその、俺はロック・ミュージシャンであることに誇りを持っている反面、一生活者として見た時には、ちっとも……空さえ飛べない。“飛べない俺”っていう曲で、「何処まで行っても飛べない俺が 雨の中今日も探してる」って歌ってますけども。そういう思いですよね。そういう思いにかられることは……無責任じゃなくなる、自分の歴史を背負ってるから、その分壮大にならざるを得ないんじゃないですかね」
─『めんどくせい』について「バンドで一発録りした曲を1曲は入れたいっていうのがあって、それがこの曲です。もともとこの曲は、俺が具合悪くなって休んだあとに最初に作った曲だから、3年ぐらい前からある曲で。その頃からずーっとバンドでリハーサルを積み上げてた曲なんです。」「これはバンドでやりたかったから、すっごいていねいに、何度も何度も繰り返してみんなで練習して。そういう曲でこの歌詞、っていうのが笑えるけど(笑)」
─『TEKUMAKUMAYAKON』について「アレンジ、村山くん(村山☆潤)っていう人にお願いして。ほんと、これまでに会ったことのないような人で」「村山さんにはだからおもいっきり振り切ったアレンジにしてくれということを言ったら、想像以上にすごくなってかえってきたんです。それこそ昔、メンバーと初めて池袋のヤマハのスタジオに入って、“おはよう こんにちは”をやった時の驚き……『なんだこれすげえ、トミのドラム、一緒にやるとこうなるのか!俺がひとりで部屋で弾いている曲、バンドでやるとこんなになるんだ?』っていう、そういう心浮き立つ作業を新しい仲間とできたということだと思います。」「だからこの3曲、全部方向が違うでしょ?この三者三様を、49歳で表現できている。これ、相当いいと思いますね」
─MVについて「(須永秀明監督が)非常に丁寧に仕事をされる方で、とくに4人の演奏シーンをすごくかっこよく撮ってくれているのが、ものすごく好きで。4人のシルエット、立ち姿をすごく大事に撮ってくれて、うれしかったですね」(PAO会報Vol.76より一部抜粋)
なお、『TEKUMAKUMAYAKON』MVの監督は川橋勇紀、『めんどくせい』MVの監督は今井大介、カメラマンは岡田貴之となっている。
≪初回限定盤≫
【DISC1】
M-2 TEKUMAKUMAYAKON
M-3 めんどくせい
【DISC2】
新春ライブ2015 日本武道館(2015年1月3日) ライブ音源
新春ライブ2015 日本武道館(2015年1月3日) ライブ音源
部屋/始まりはいつも/パワー・イン・ザ・ワールド/おまえとふたりきり/季節はずれの男/彼女は買い物の帰り道/もしも願いが叶うなら/シグナル/so many people/花男
【DVD】
【DVD】
MV:愛すべき今日/TEKUMAKUMAYAKON/めんどくせい
※『TEKUMAKUMAYAKON』『めんどくせい』MVは公式YouTubeでは公開されておらず、現段階で見られるのはこちらのDVDのみとなっている