大阪府堺市・海とのふれあい広場にて開催されたMETROPOLITAN ROCK FESTIVAL、通称METROCK 2018 大阪。
こちらではMETROCK 2018 大阪でのエレカシライブのレポを記述しています。
一番大きなステージ、BAY FIELDにて17:10に登場するエレファントカシマシ。
アーティストの終演後にお客さんの移動があるのでその合間を縫って成ちゃん寄りバーのところへ。
前に遮るものがない状態でエレカシライブを見るのは何年ぶりだろう。
日がまだ少し残っているものの風も強くなり、寒さに耐えつつ、ステージ上での念入りなサウンドチェックを見る。
待つこと50分。
ステージ左右のモニターにエレファントカシマシのコール。
テンションが上がる。
石くん側の客席から歓声が上がる。
メンバーの登場だ。
まずは宮本が下を向きながら歩いてくる。
黒いスーツ、白いシャツ、黒いネクタイ。
髪が少しすっきりしているようだ。
後ろ髪がとてもさっぱりしている。
客席からはすでに大歓声。宮本が少し笑う。
「よろしくお願いします。」と。
『RAINBOW』
会場を一瞬にしてエレファントカシマシだけの世界に変貌させる。
1曲目からネクタイをはずしシャツを胸元まではだける。
1曲目からネクタイをはずしシャツを胸元まではだける。
宮本のテンションが上がっていくのが分かる。
歌い終わると周囲からかっこいい…すごい…などの感嘆の声。
『奴隷天国』
はだけたシャツの胸元から乳首を飛ばす。
はだけたシャツの胸元から乳首を飛ばす。
客席へお尻ペンペン。
無言のお尻出してブー。
宮本のアイロニーが炸裂、フルコースである。
宮本のアイロニーが炸裂、フルコースである。
『悲しみの果て』
奴隷天国からのこの落差。
宮本浩次の才能のすごさを観客は目の当たりにするのである。
いつもの悲しみの果てよりも力強さを感じた。
後ろまで届くように。
私の場所からは確認できないが、だいぶ後ろまでお客さんが集まっているようだ。
私の場所からは確認できないが、だいぶ後ろまでお客さんが集まっているようだ。
新曲『Easy Go』
“剛者どもの夢のあと～”のところで宮本が会場に高速手拍子を要求。
“剛者どもの夢のあと～”のところで宮本が会場に高速手拍子を要求。
心の中で「宮本さん、こういうのいいよー！」と叫んでいた。
手拍子の終わりどころが掴めなかったが、会場は大盛り上がり。
手拍子の終わりどころが掴めなかったが、会場は大盛り上がり。
（“俺は今人生のどのあたり そう”辺りまで手拍子してLet's go!!で拳を挙げるのがいいかな？）
もうもう素晴らしかった。
どんどん磨かれていくEasy Go。会場との一体感が生まれる名曲。
MC
「ノリがいいですねー！」と宮本。
後ろの方まで見えるように手を振り、とても楽しそうだった。
かなりお客さんが来ていたのかな？
後ろの方まで見えるように手を振り、とても楽しそうだった。
かなりお客さんが来ていたのかな？
エレファントカシマシ@elekashi30th
METROCK 2018 大阪会場、お見届け頂いた大勢の皆様誠に有難うございました。引き続き、次週26日には東京会場にて。春フェス公演もいよいよ大詰め。そしてその後に控えるは「Wake Up」。引き続き、エレファントカシマシを何卒宜しくお願い致します。#METROCK https://t.co/JCTgvAeYYi
2018年05月19日 22:44
『俺たちの明日』
「俺たちの代表曲です。」と紹介。
後ろのお客さんまで見えるように男椅子を持ち出し曲間、曲終わりの方で椅子の上に立つ。
“時は流れて～”のところで客席へ手拍子を示して見せる。
客席もそれに合わせる。
そして“さぁがんばろうせ！”でこぶしを突き上げる。
10代で指を1本、20代で指を2本。客席も。
そして30代で指を3本。
…すると宮本がくるりと振り向き、その手をお尻に回して3本指でお尻をポンッポポンと。
こういうところがチャーミングすぎて悶絶してしまうのだ。
舞台の右から左へ、よく動いているのは私の見た限りはエレカシ宮本と岡崎体育君だけだった。
舞台の後ろへ行きドラムセットの後ろに立ち、またキーボードの横に立つ。
この曲だったか、歌詞の後に続けて“旅立とうぜ”とつぶやいたのがたまらなかった。
『ガストロンジャー』
会場名＋ベイビーはなし。
会場名＋ベイビーはなし。
ゆっくりと落ち着いたテンポで。
なおさら凄みが増す。
“俺の化けの皮を剥がしに 君たちの化けの皮を剥がしに”
“俺の化けの皮を剥がしに 君たちの化けの皮を剥がしに”
と歌う。
ジャケットを脱ぐ。
1番はギターを弾いたり持っていたけれど、2番でギターを床に置き、少し足で蹴って歌う。
どこでだったか、“あ、これを言わなくちゃ”という感じで「お尻出してブー！」をし「どっちらけ！」とひとこと。
（いえいえ、こちらは大喜びです）
『今宵の月のように』
「知る人ぞ知る曲です。」と紹介。
（以前は代表曲と紹介していたけれど）
丁寧に丁寧に歌う。
会場のお客さん一人一人に染み渡るようだった。
私はその声を一瞬でも聞き逃すまいとじっと聞き入っていた。
『風に吹かれて』
ちょうど日が暮れる頃だった。
少し薄暗くなってきた会場に青い照明が映えて宮本の美しい声が響く。
レコーディング疲れか、時々かすれる宮本の声がまた哀愁を帯びて心地よい。
たまにモニターの宮本を見る。
寒さのためか鼻が少し赤くなっているように思った。
風がとても強かったので急遽追加してくれたのかな？とも思った。
ずいぶん長いこと片足でギターを弾き歌っていた。
『ファイティングマン』
風が荒々しく宮本の前髪をかき上げる。
途中、靴を脱ぎ頭の方へ。
“ベイビーファイティングマン！”と歌いながらまず下手で1回、さらに“エビバデーファイティングマン”と舞台中央でもう一度、股下からこちらを覗きながら歌う。
終演。
ストーンズ風挨拶はなくシャツブチィッ！で去る。
しびれる。
今日のステージは大人の落ち着いたロックバンドの貫禄と、それでいて歌と曲と宮本自身の変わらない瑞々しさ、その両方を体感できる素晴らしいライブだった。
今日もエレカシは圧巻だった！
エレファントカシマシ、大阪まで来てくれてありがとう！
14年ぶりのフェス、行く気にさせてくれて、そして楽しませてくれてありがとう。
14年ぶりのフェス、行く気にさせてくれて、そして楽しませてくれてありがとう。
ライブが終わってこの空である。
まるで神も祝福しているかのようだ。
≪SET LIST≫
01.RAINBOW
02.奴隷天国
03.悲しみの果て
04.Easy Go
05.俺たちの明日
06.ガストロンジャー
07.今宵の月のように
08.風に吹かれて
09.ファイテングマン
2018.05.20