2004年3月10日に32nd Sg.『化ケモノ青年』(c/w『生きている証』)が発売された。
☆編曲は“エレファントカシマシ”とクレジットされている。
☆『化ケモノ青年』…日本テレビ系列「松本紳介」エンディング・テーマ
「これ、演奏は仮歌で一発録りでやったんですけど、その仮歌のときにですね、♪お~い今夜は酒もってこいよって、急に浮かんだんですよ」
「合ったんですよ、すごく。そしたらみんながワーッと笑って。最初はすごい嫌だったんですけどね、いい加減だから。ただ、演奏とほぼ同時期に、そのテンションの高まりと同時に、なんにも考えないで歌詞が出るっていうのは、やっぱりスピード感があるんでいいんでしょうね、と今は思ってる……そのときは要するに僕、『詞っていうのは家に帰って考えるもんだ』っていう頭がどっかに残ってるんで、バッてできちゃったものってちょっと恥ずかしかったんですけど。まあでも、だからそういうふうにバッとできた詞です」
「19世紀っていうのは、≪おい今夜は酒もってこい≫って言った途端に浮かんだんですよ、なぜか。だからたぶん、ワンセットだったんですよね」
─≪酒もってこい≫と≪19世紀≫が?ワンセットなの?
「いやたぶん、言葉がこれ…なんなんでしょうね?」
(birdge 2004年春号 インタビュー:渋谷陽一)
【公式】
『化ケモノ青年』監督:是枝裕和プロデュース
『生きている証』
※現在は見られません