5月8日(日)初日公演、配信で観劇しました。




公式サイト

https://kouyouki.com/


紅葉鬼の完結編の上演がシアター1010で始まりました。

紅葉鬼 2019年

紅葉鬼 童子奇譚 2021年

紅葉鬼 酒呑奇譚 2022年


この3作品全て陳内将さんが経若(つねわか)を演じています。


そして音楽監督としてTAKAさんも3作品全てに参加しています。


舞台衣装はドルドルドラニさん。

今回公式サイトのどこを探してもスタッフにTAKAさんのお名前を見ることは出来ません。


なぜなのでしょうか。


そんな時、衣装担当のドルドルドラニさんのホームページに載せられてるものにTAKAさんのお名前を発見しました。ほら、やはり小寺利光さんのお名前もありました。



抜粋、紹介させてください。


ドルドルドラニさんの公式サイトよりお借りしています。詳しくは上掲の公式サイトへ



舞台のスタッフというのは関わった人隅々まで記載する習慣がないのかもしれませんが、音楽監督さんのお名前が載らない理由とはなんなのでしょう?

個人の見解ですが、ここが残念です。パンフレットを購入して確かめなければならないのでしょうか?



3つの作品全てで、テーマ曲が世界観を貫き通していますよね?


テーマ曲ってすごいなと思います。


TAKAさんが作った、作品のテーマ曲は本当に素晴らしくて、この作品を愛している人は全て記憶の中にTAKAさんの作った曲が流れ続けることでしょう。



名前のあるなしなど小さなことなのかもしれないですね。作品と共にあるのが舞台音楽なのですから。

映像作品として世に残る作品はほんの一握りでしかないことを考えたら、記憶の風化と共に消えていくナマモノなのだと私が思い知った方が早いのですよね、きっと。悔しいけれど。




今回も初めのいぶきと経若のシーンの後に始まったのは出演者の紹介シーン。

和太鼓の美鵬直三朗さんとバイオリンの後藤泰観(ごとうひろみ)さんの生演奏とともに全キャストがお披露目。とても見応えがあって、この後の展開をワクワクさせるものでした。


会場が大きな拍手に包まれていました。

TAKAさんやったね!の気持ちでした私は。


既に今年の11月ごろBlu-ray/DVDの発売が決定しています。

公式サイトでご確認を。

グッズの通信販売は5月15日17:00からスタート。個人的には、紅葉鬼の金平糖を手に入れたいな。


DVDはコレクション性ありますねー。

前2作とも所有しているので、完結編を持たない理由が無いのです。


生演奏以外の楽器は一体何種類あるのでしょうか?琴、笛、ギター、ピアノ…どんな楽器を選んでいるのかは定かではありませんがTAKAさんがスタジオで寝食忘れて創り上げた音楽。

大変な作業。


ギタリストの米山典昭さんがギターを弾いたとおっしゃっていたので、やはり信頼しているいつメンの協力が不可欠なのだと良き仲間としてお仕事を発注したりされたりとできる環境であることを知るたびに、その関係性が輝いて見えてきます。




バイオリンと和太鼓は生演奏なので、音の重ね方とかまた技術面の解説が聞けたら良いなと思います。バイオリンはクラシックなどではたぶん聞いたことがないような軋んで歪んだ音で奏でる場面があり、重苦しさを感じました。


演出の町田慎吾さんらと共に合宿をして生み出した音楽。


ミュージカルではないので、歌の練習用に稽古初日までに作曲しなければいけない、ということがなかったはずなので、割とリハーサルギリギリまで音作りに時間をかけることができたのかななんて想像しています。


TAKAさんのSHOWROOMで、確か公演1ヶ月前くらいのタイミングで、何も作ってないとのことでしたから。


私は実際に一度も紅葉鬼を生で観劇したことがありません。第一弾の紅葉鬼はTAKAさんに出会う前でした。第2弾は確か年始直後で、年末に一度別舞台で東京遠征をしてしまった直後だったので無理がありました。


今回も3月に2泊3日で延べ5作品を観劇するために東京遠征したので、無理でした。


なので

今回もギリギリになって初日と千秋楽公演のライブ配信と、千秋楽公演についてはディレイ配信が決定したので本当に嬉しかったです。


第2弾の終わりかたが、絶対続きがあるよねという終わりかただったので、果たしてどのように物語が繋がって終わりに向かうのか。


いぶきはどうなるのか。

前作ラストでの不敵な顔で酒呑童子であることを暴露したそのあととは。


あらすじは公式サイトでどうぞ。


今回目を引いたのが女性3人によるパルクールを思わせる演技でした。バトンを持っていたので、そちら系?バトントワリング?


バク転や側転などのアクロバティックな演技、天井に吊るされた布を使っての演技もありました。

台詞を言いながら布を体に巻き付けて登ったり、降りたり。宴のシーンは妖艶でもあり素晴らしかったです。


もちろん毎回目を奪われるのが迫力満点の殺陣シーン。巨大な透ける布を使った今回の演出は、圧巻でした。


鬼と人との間にある黒歴史に終止符を打つことができるのか?

とか

憎しみの連鎖は断ち切ることができるのだろうか?…できたのだろうか?




現実の世界でも断ち切れない憎しみの連鎖で戦争が世界から無くならない。


鬼と人

鬼と鬼

人と人


親と子


紅葉鬼は切ないけど、観終わると希望を持ってしまう。


今回も、泣きましたー。

初日いぶき役の磯田虎太郎くん良かった。

(前田武蔵くんとダブルキャスト)

いぶきから酒呑童子の正体を現すくだりはゾクゾクしました。前田くんでも観たいけれど、配信はどちらも磯田くんです。


紅葉鬼は

BL漫画の中の役者である登場人物たちによるオリジナル劇中劇ということが信じられない。


漫画の作者はこちらの方。


シアター1010まで行くのは無理だし、興味があるけど迷っている方、5月15日の13時千秋楽公演のライブ配信チケットが3,800円で販売中です。

streaming+のサイトです。


今の時代だからこそ感じられることを…。


なんて私が宣伝しても仕方ないけど。


公演レポートを少し貼っておきます。

https://spice.eplus.jp/articles/302537?utm_source=others&utm_medium=social&utm_campaign=app4


こちらのレポートは写真多めで綺麗です。


https://voicemediajp.net/?p=74252



2.5次元づいてきちゃってるかも…私。




お付き合いくださりありがとうございました。