4月30日

山崎育三郎さんの

福岡サンパレスでのコンサートに行きました。

ツアータイトルは

IKUSABURO  YAMAZAKI  

Live Tour 2022

ー ROUTE 36 ー


開演前のグッズ販売で、無事にペンライトをゲット。オンラインで注文するのか!と気づいた時にはもうこの日には間に合わないと説明書きがあったので、開場前に賭けていました。


最近流行り?キティちゃんとのコラボandご当地限定。福岡は明太子だろうと予想していたけれど、まさか全身が明太子とは…。


今回嬉しいことに来場プレゼントがあったのです。

山崎育三郎さんがCMキャラクターを務めているヤマキさんから「氷熟マイルド削り」いただきました。


家庭で切らしていたのでマジで嬉しかったです。


さて私

山崎育三郎さんのコンサートに行くのは今回で4回目です。頑張ってますね私。


結局

歌が上手い王子様が好きなんですよね。


ツアータイトルの36は今年36歳を迎えたから。

1986年寅年生まれ。


1986年生まれといえば

TAKAさん、和田泰右さん、中塚皓平さん

何故か私を釘付けにする要素満載の当たり年(?)


テーマカラーのターコイズグリーンは

色言葉?の

『情熱』から。


今回のステージ衣装はほぼターコイズグリーンのスーツで、王子様風衣装を期待していた私的には残念。


そして

Route36

山崎育三郎さんのこれまでの道

という位置付けのもとに


ミュージカル「山崎育三郎」を披露してくれました。


山崎育三郎さんといえば

ミュージカル 

ですよね


しかし


私、山崎育三郎さん出演の肝心のミュージカルはまだ生で一度も拝見してないという…。


昨年配信で『モーツァルト』を観たのみ。


ミュージカルなんてものを観る時間とお金に余裕がなかったからなのですが。


Les Misérables

ミス・サイゴン

モーツァルト

エリザベート


この4作品に全て出演した人は今のところ日本では山崎育三郎さんだけなのだそうです。(前回のライブMCでご本人談)


生でこれから見られるのは2022.10.9から帝国劇場で上演予定の「エリザベート」。

https://www.tohostage.com/elisabeth/

博多座での公演も予定されているのですが、山崎育三郎さんは東京公演のみなのです。残念です。


これは秋に東京遠征の準備をしないといけないのかな…


今回のコンサートですが

山崎育三郎さんの歴史を知るドライブに出かける感じなのでしょうか。

36号線(Route 36)を走る旅です。


初めは歌に興味を持った幼少の頃の思い出から

Annieの

「Tomorrow」


お母様が音楽の先生だったということで

音楽に触れる環境はあったようです。


歌に興味を持って歌を習い始め

9歳の時にお母様と一緒に出場した童謡コンテストで審査員特別賞をもらった時に歌った曲

「7つの子」


実際に9歳だった頃の映像は今でも見られるのか分かりませんが、今回特に感動したのが、実際に当時のようにお母様の歌声をレコーディングしてハモリを一緒に歌っているように流していたことです。


これは後半のMCの時に判明したのですが、7つの子ではパフォーマーの方々のハモリは入っていないのに途中から女性の声がするって気がついていたので、私はもしかしたらお母様の声かもと思っていたのです。


12歳の時(寅年)に初主演ミュージカル『Flower』に出演するもその後声変わりなどでオーディションに受からない10代。


高校生の時にアメリカの田舎町に留学したお話は以前のコンサートで私も聞いたことがあるのですが、誰も友達ができない中で参加した高校のダンスパーティでステージで1人踊ってみせ、その瞬間から高校の有名人になったという話から、怖いことに挑戦したからこそ一歩踏み出せたという経験が、その後の山崎育三郎さんの信念にあるのでしょうね。


留学から戻ってきた日本で経験したご両親の離婚と祖父母の介護をたった1人ですることになったお話。


状況がよく分からず、本当はもっとキツイお話なのでしょう…


19歳で射留めたLes Misérablesのマリウス役


その後前述の

ミス・サイゴン

エリザベート

モーツアルト


に出ることを目標に頑張り、20代はミュージカル俳優として駆け抜け、30代は映像の世界へも進出。

この世界でもやるからにはと、朝ドラと大河ドラマ出演を目標に掲げ、既にどちらも達成しています。


紅白歌合戦も達成。


NHK連続テレビ小説第102作『エール』

この時に作品中でも披露した

「栄冠は君に輝く」

を撮影秘話を交えながら熱唱。


私、実は朝ドラ見てませんでした。

見出したらやめられないものを持ちたくない時期でした。


昨年の夏の甲子園開会式の時に披露した歌声に胸を打たれたのを覚えています。


大河ドラマは『晴天を衝け』で伊藤博文役を演じました。


これも、見てないのです。

日本史が苦手で…。


ドラマは『下町ロケット』2015年は見ました。

ミュージカルの人だよね、元モーニング娘の安倍なつみさんと結婚した?くらいの認識の時です。


この時にもっと掘り下げていたら…です。



きっとこのツアーを企画したのは、燃え尽きからの脱却なのでは…?と少し思いました。


私みたいに夢を努力の末に叶えたという経験がない者にとっては特殊な世界のお話です。


自分の歴史を振り返って、原点に立ち返り、これからの山崎育三郎の第2章を歩み出すぞ

という決意表明のライブツアーでした。



私のお席は壁に近い下手の前から9列目。

結構近い位置でしたが、相変わらず2,980円のいつもの双眼鏡を首から下げてペンライトフリフリもしながら堪能させていただきました。


エリザベート、観たいなぁ。