※実際に足を運んだのは11月になります。

原美術館とは


現代アート専門の美術館で

1979年〔昭和54年〕

インベーダー・ゲーム大流行した年

に開館されました


寂しいことに…

建物自体とても古く

老朽化のため

2020年12月末に閉館するそう


来年からは

群馬県渋川市の

ハラミュージアムアーク

〔※2021年に改名〕

【原美術館ARC】として

引き続き開館するようです

歴史ある建物が

なくなってしまうことは

寂しいですが


建てた人たちの想いや

それを後世に繋ごうと試みる人の力って
すごいなと思います



リニューアルオープンされた

【原美術館ARC】にも是非足を運びたいです


原美術館が立っている場所について

 

品川の御殿山

明治期には富裕層の屋敷が

多くある場所だったそう



あの徳川家康さんが

鷹を狩るための場所を

つくったことで有名だとか


今は令和ですが

この辺りを散歩していて

高級住宅街なんだろうなぁ

〜という風景



立っている建物がそんな雰囲気を

醸し出していました!


あと電柱が少なかった

 



原美術館になる前は…

 

1938年〔昭和13年〕に

*日中戦争〔昭和12年〜20年〕が

始まったばかりの年

建てられた

原邦造さんの私邸〔家〕です


原邦造さんは

大阪出身の実業家さんです

金融、生命保険業界で

活躍された方です


現在の原美術館の理事長

原俊夫さんは

原邦造さんのお孫さんに

あたります


■原邸の建築様式


この原邸の設計は

上野東京国立博物館や

第一生命館などの建物の設置をした

渡辺仁さんです


建築様式は

モダニズム
 

〔ちょっと休憩〕⇦


モダニズム?

何それと思った方

お気に入りの西洋館本が

6冊あって何度も読みますが

〔ジャンルがニッチすぎて本の種類が少ない〕


建築様式の名前は覚えても

細かいデザインの違い

その時代にどんな経緯で

どんな様式が流行ったかまで

は把握できません


難しい〜


理解したいのに

理解できないって歯痒い


なので歳を取るからこそ

勉強したり学習することって

大事だなと思わされます


好きなことなら

どこまでと追及したく

なりますからね😅



モダニズム建築

鉄とガラス、コンクリートなどの

工業製品を使って合理的精神のもとでつくられています。

モダニズム建築って何ですか?わかやすく解説します! より引用




要はごちゃごちゃと装飾がなく

スタイリッシュなデザイン

ということでしょうか

 

■原邸の魅力


この原邸の魅力は


廊下や階段にかかる絶妙

かつなめらかな曲線だと思います


建物自体がアートそのもの

という印象です


館内は撮影禁止のため

お写真で伝えることはできませんが


動画にあがっていたため

引用させて頂きます

YouTube【品川区公式チャンネル】より


私は1Fのサンルーム

とてもお気に入りです


ここで家族みんなで

朝食を食べていたそうです

〔いいなぁ〜〕

家にこんな開放的な場所が

あれば朝食を食べるのが

楽しみの日課になるのも頷けますね

展覧会:光-呼吸 時をすくう5人

館内は撮影禁止です

門の外から建物の外観のみ

撮影OKだそうです


開催期間

2020年9月19日(土)

2021年1月11日(月・祝)


こちらの展覧会も

ぐるっと1時間ほど堪能しました



私は芸術の専門知識はありませんが


どの作品にもつくった方たち

の想いが作品を通して

感じることができました


館内は写真撮影が禁止のため

来場者の方はスマホを持ち歩かず


作品とじっくり向き合っている

様子で

私はこうゆう空間が好きだなと

感じました


今は街や電車、家庭でも

スマホを見てる人ばかりだけど

スマホを持たず


歩く人、考える人観賞する人を

見ると


なんだか別世界にいるような

そんな気持ちになりました


日常からふと肩の力が抜けるような

心安らぐ時間を過ごすことができました



 

帰りに

品川セントラルガーデンへ立ち寄ったら

エンジェルのオブジェがありました
そろそろクリスマスですね♪