■設備編「トイレの選択」〜LIXILとTOTO〜
家づくりで必ず悩む三大設備といえば「トイレ」「お風呂」「キッチン」。
今回はその中からトイレ選びについて、横浜近辺の方なら比較検討しやすい2社をご紹介します。
みなとみらい地区には、LIXIL・TOTO・パナソニックのショールームがほぼ徒歩圏内に集まっているため、一気に見比べることができます。今回はまず、LIXILとTOTOを訪問してきました。
■LIXIL「プレアス」〜掃除ラク機能満載〜
我が家の現行トイレも旧INAX製(現在のLIXIL)なので、まずは馴染みのあるLIXILからチェック。
狙いはスタイリッシュな「トイレ一体型便器」。その中でもプレアスは特に掃除のしやすさが売りです。
気に入ったポイント
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お掃除リフトアップ機能:便座部分をワンタッチで持ち上げられるので、隙間掃除が本当に簡単。
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フチレス形状:便器の縁が無いので、ブラシをぐるっと回すだけで清掃完了。
デザインは機能性優先という印象で、TOTOに比べると少しボリューム感あり。
価格帯はネオレストよりも下で、機能性重視派にはかなり魅力的。
■TOTO「ネオレスト」〜汚れを“つけない”思想〜
次に訪れたTOTOショールーム。第一印象は、とにかく見た目がスッキリ。
無駄な段差や出っ張りがなく、床に溶け込むようなデザインはさすが。
特に印象的だった点
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きれい除菌水:使用後に便器やノズルを自動除菌し、菌の繁殖を防ぐ。
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セフィオンテクト陶器:表面が超平滑で、汚れがそもそも付着しにくい。
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オート開閉・自動洗浄:非接触で使えるので衛生的。
LIXILが「汚れを掃除しやすくする」方向なのに対し、TOTOは「汚れをつけさせない」発想。
価格は今回比較した中で最も高めですが、その分“所有満足度”は群を抜いていそうです。
■LIXIL vs TOTO 比較表(今回2社)
| 項目 | LIXIL プレアス | TOTO ネオレスト |
|---|---|---|
| デザイン傾向 | コンパクトだが背面やや大きめ | 非常にスッキリ、床との一体感あり |
| 掃除のしやすさ | リフトアップ+フチレスで清掃が簡単 | 汚れ防止加工+自動除菌でそもそも掃除頻度減 |
| 主な特徴 | 機能性重視、お手入れラクラク | 高級感と清潔性、非接触機能 |
| 価格帯 | 中価格帯 | 高価格帯 |
| 向いている人 | 掃除の手間を減らしたい人 | デザイン・清潔性を最重視する人 |
■次回予告
次回はパナソニックのショールームと纏め編を書きたいと思います。

