かとう歯科のブログを

ご覧いただきありがとうございます。

 

皆様にとって、

ほんの少しだけ、

いいね

 

と思って頂ける話を

書いて行きたいと思っています。

 

さて、

 

時々患者さんの写真を

使わせてもらっています。

 

このブログ御覧になっている方も

似たような子供さんをお持ちで、

 

「あの写真の子はどうなったの?」と

心配している方もおいでかと・・・。

 

成人の日に書いたブログ

下矢印受け口の少年。

術前です。

 

まだまだ途中ですが、

下矢印装置を入れて1ヶ月後。

下矢印再度、術前

比べてみるとスゴいよね。

 

私は魔法使いです。(笑)

 

1ヶ月でこういう風になると

いうことは、

 

「もともとこの位置

で噛みたかった!」

 

ということです。

 

でも、歯が邪魔して

変な位置に誘導されただけ。

 

見る目と知識があれば、

超簡単。(笑)

 

 

 

 

手品のタネ明かし。

 

実は、彼に綿を噛ませてみると

こんな感じになりました。下矢印

 

この状態でレントゲンを撮ると下矢印

 

教科書的なレントゲンの撮り方だと下矢印

 

見事に「受け口」!

 

見る目があれば、

魔法使いじゃなくても

治せます。(笑)

 

 

実は彼はまだ上顎を前に

引っ張っていないんですよね。

寝る時だけ装着する前方牽引装置。

「輪ゴム」で引いているだけ。(笑)

 

もう9歳なんで、どれぐらい

引くことができるか???

 

引ける量によって、

横からの見た目が変わります。

 

スタートが7歳ぐらいなら、

将来ほぼ「普通」の顔に

なったんじゃないかな・・・。

 

 

「先生も頑張るから、

毎晩装置をつけて頑張ってね。」

 

本人の自覚と

お母さんの努力しか

 

上手くいく可能性を

高める方法はありません。

 

 

 

 

子供の頭の骨は

どんどんと硬くなって

 

上顎骨を動かす治療は

10~12歳でほぼ無理になります。

 

下顎骨の成長のピークは

女子12歳、男子15歳です。

 

受け口の子はさらに

下顎が大きくなります。

 

とにかく、

早めに相談してください。

 

 

 

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かとう歯科

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