かとう歯科のブログを
ご覧いただきありがとうございます。
皆様にとって、
ほんの少しだけ、
タメになる
と思って頂ける話を
書いて行きたいと思っています。
さて、
以前から、話題になっていましたが
「線虫」による「ガン」の有無を調べる
検査が10月1日スタートしました。
HIROTSU BIO SCIENCEという会社が
動き出したようです。
「ガン」って、イヤですよね。
でも、ガン検診を受けることもイヤですね。
あまり自慢しない方が
いいんでしょうけど、
私はほぼ１０年ぐらい受診していません。（笑）
簡単にできる大腸ガンの
塗抹標本ならばやってもイイかな？
でも、うんこを別に取るのも
臭いしなんだか「イヤ！」
胃カメラは得意なんで、やっても
いいんですけど、予約取るのが面倒。
胃がんは胃カメラでほぼ完璧に
診断できるのに、バリウム使って
「影絵」を見る意味がわかりません。
被曝するし、便秘するし。
検査機械を持ってる人が充分に
資金回収するまでやるんだろうね。
マンモグラフィも日本人には
不向きなようです。
やっぱり、検査は
でも、ガンで死ぬのもイヤだ！
そういうワガママな人のための
検査です。（笑）
このシステムの良いところは
簡便で、安くて、正確（85％程度）
苦痛もありません。
何と言っても「おしっこ１滴」ですから。
とにかく、病院に行かないとできない
お金の掛かる胃カメラやマンモグラフィは
N-NOSE陽性者に限定すれば良いでしょう。
今のところ、線虫が反応することが
わかっているガンは
胃、大腸、肺、乳、膵臓、
肝臓、前立腺、子宮、食道、
胆嚢、胆管、腎、膀胱、
卵巣、口腔・咽頭
→ 15種類のがんだそうです。
これが「おしっこ１滴」で診断
できるなんて！
と思っているでしょう。
私の知っている範囲ですが、
想像も含めて解説してみます。
テレビで
「愛犬がガンを見つけてくれた！」
なんていう番組見たことありません？？
嗅覚の鋭い動物には
ガン検知能力があるかもしれない
ことは知られていました。
アニサキスって知ってます？
サバ、鰹などに寄生しています。
生で食べるとこれが胃の粘膜に
食いついて、激痛を起こします。
このアニサキスがなぜか胃がんに
食いついていることが多いことが
知られていました。
この会社の社長は線虫のことを
2000年頃から追いかけているようです。
学位論文も「線虫の嗅覚」です。
線虫には「目」がありません。
ニオイやイオン（皮膚感覚）で
反応するんです。
この嗅覚をなにかに使えないか？
と考えたんでしょう。
社会的なインパクトは「ガン」。
早期発見が社会問題でもあります。
血液やおしっこや大便など
いろいろと調べて、
それぞれに発見した確率を出し、
実用化したのでしょう。
今、OKとしている15種類以外の
ガンにも研究中なんだと思います。
今、医療費の暴騰が問題になっています。
人口構造的にそれは予想できたことですけどね。
健康保険組合的にはすぐにも
導入したいでしょうね。
ものすごく医療費をおさえることが
できますからね。
ガンとは直接的には関係ないけど
顎顔面矯正も劇的に医療費を抑えますよ。（笑）
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