思いは馳せる
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我が愛しの「通勤農道」では先週より田植えが始まっています
今朝 思わず農道に車を止め写真を撮りました8割程度の田圃には
稲が植わっていたでしょうか
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せせらぎ」がさらさらと心地よいリズムで田圃に流れ込んでいます
この季節ならはでの長閑な風景がそこには広がっていました
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ただぼんやりと風景を眺めそこへ佇んでいると この世では無い
別世界に身を置いているように感じてしまうのです 若い頃テントを
背負って一人で山歩きをしていた頃に感じた「あれ」と同質のものです
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処で、この時期夕方農道を車で走りますと カエルの大合唱で耳を
塞ぎたくなる程うるさくなるのですが 如何言う訳か今年は左程でも
ありません「お前も年で耳が遠くなったのでは?」イヤイヤそうでは
有りませんよ
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過去にない異常現象がそうさせているのでは と心配しているのです
この5月首都圏では気象観測史上類を見ない程の高温で25度を超える
夏日が22日間あり内3日間が30度を超える真夏日となっています
おまけに各地の活火山は活動を活発化し 地震も増えています
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自然に抗することなく身を委ねるすべしかない「カエル」さん
この異常な事態に本能的に何かを感じ委縮しているのでしょうか
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いやいや人間だって同じ事 自然に抗する事など出来る筈が有りません
それは「天に唾する」事と同じです 自然にその身を委ね自然と共に
穏やかに日々を送る事こそが本来あるべき我々の姿だと思っています
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若かりし頃の憧れで 自然を畏敬し自然そのものの生き方をしていた
昔の「マタギ」のような生活 今からでも遅くないのでは・・・
<マタギは四季がもたらす山や川の恵みを糧として生きていました>
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何を言う「マタギ」は厳しい自然のなか野宿で寒さや餓えに
耐えながら「ながさ(大型ナイフ)」一本と培った知恵そして勇気で
熊や獣と戦い壮絶に生きた 命を落とす事も珍しくなかったと聞くぞ!
<叉鬼山刀(ナガサ)40年ほど前秋田阿仁に只一人残る鍛冶師
「西根稔」さん
から直接分けて頂いた8寸物 柄は筒状に
なっており杖を差し込むことで槍にもなります・写真は
インターネットから転写した物ですがほゞ同様です>
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分かっていますとも!
嘗ては弟子入りを真剣に考えた時期も有ったと言う事です
そんな感傷に浸りたくなる齢になってきたと言う事なのでしょう
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