仕込み23日目
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先月1月25日に仕込んだ「紹興酒」いよいよ佳境に入って来ましたよ
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3日程前までは5㎝程度の薄紅色のきれいな上澄みが甕の表面を覆って
いましたが今朝は甕の底に沈んでいた分解された紅麹・もち米が表面に
浮き上がり4~5㎝の層が出来ていました
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何時ものように思いを込めて「美味しくな~れ・・・」と祈りを込めて
杓でかき混ぜますと ブクブクと泡が沸き立ちます
オ~!アルコールの発酵が始まった!
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香港の仲間の話ですと1ヶ月で発酵を止めるために「火入れ」をしたと
の話でしたので 実は遅い発酵に気をもんでいたところでした
「紅麹」も大陸から遠く海を越えた島国での環境の違いに戸惑を感じて
いたに違いありません<ん?原因は気温の違いでしょうに・・・>
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混ぜる程に泡はきめ細かく そして盛り上がって参ります
グラスに取り色・香り・風味をチェックしました
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乳酸発酵独特の淡い酸味とアルコール発生の副産物である炭酸ガスが
シャンパンを飲んだ時のような心地よい刺激を口中に醸し出します
ワ~オ!<いよいよ本番突入です>
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何時もの我が愛する通勤農道では
見事な朝焼けが紅色に空を染めています
醸造中の紹興酒と同じ色彩の渦が巻くように大空に描れていました
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