息吹く力
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先週土曜日 釜石の小中学生18名が私の住む地域の市政60周年記念
行事に参加の為10時間かけて来てくれました
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そのグループの名前は“いがったんたら”
釜石市の園児を含むキッズダンスチームでチーム全員が80名です
今回はその内の18名が参加してくれました
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子供達は震災後 瓦礫や倒壊の危険性が有る建物・マンホールや側溝の
蓋の流失等で危険だとして表で遊ぶことを禁止されていましたし
通学に置いても危険な事から父兄付添いの集団登下校をしていました
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外に出る事を禁じられた子供達は 家の中でのテレビ・ゲーム等の
遊びしか無く 無気力で笑顔の無い子供達が増えて行ったと言います
そんな中お母さんのお一人が近所の子供達を誘って始めたダンスが
“いがったんたら”結成のきっかけとなったのです
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とても力強く素敵なステージで感動と勇気をもらいました
バックのスクリーンに被災当時の写真から現在に至るまでの様子が映し
出されます 我々が見てきた目蓋に焼き付いたそのままのスナップ・・・
そして力強く成長していく子供達の弾けるような動き・・・
思わず涙がこぼれました
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あれから間もなく4年の時が来ようとしていますが表面的には落ち
着きを取り戻したように見える被災地はまだまだ復興の途上にあります
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そんな折の子供達のはつらつとした弾けそうな笑顔の中に確かな
力強い復興への息吹を強く感じました 我々には少しばかりの
お手伝いは出来ますが 本当の復興は地元の方々でこそ成し遂げる
事が出来るのだと強く認識を致しました
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18名の参加者の中には“呑ん兵衛連”のピザ教室に参加した子供達も
居り懐かしい再会を果たしました
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