笑顔の交流

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311あれから3年の歳月が流れて行きました

釜石へはその間毎年出掛け地元の方々との交流を深めています

そして今年も23日の夢のような釜石行きから帰って参りました

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とても楽しく爽やかな笑顔での交流を果たすことが出来ました事

感動と共にこれからも深く心に刻まれてそれは累積されて参ります 

そしてこれからも更に交流は深まって行く事でしょう

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後半の連休53日午前5:45“呑ん兵衛連”機材小屋から

ピザ釜他用具を積み込んで3台の車で出発しました 目指すは

680㎞先の釜石です 今回の参加メンバーは8名です

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首都圏を抜けるだけで6時間以上掛ってしまいました

釜石へ到着したのは午後8時ごろだったでしょうか

定宿として使わせて頂いている釜石パンションの元喫茶室へ荷物を

置くなり カラカラに乾いた喉を潤わそうと居酒屋へ駆け込みました

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幸楼(釜石一の料亭)の若女将も合流22時就寝の予定が居酒屋

最後の客となってしまいました(毎度の事ですがネ)

翌日にはかなりハードなスケジュールが組まれています

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8:00大槌湾箱崎の仮設住宅へ向かいました

風景は昨年と殆ど変っていません 津波の爪痕は春の若草で覆われて

長閑な草原を思わせますがその下には目を覆う現実が存在します



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仮設住宅へ着くと懐かしい「ばっぱ」達が笑顔で迎えてくれます

『昨年9月別れ際に再会を約した事が本日果たせて・・・』

皆揃っての挨拶の折 感極まって声が詰まってしまいました



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昨年同様徐々に子供や親達そして年寄り達がが集まって

盛況なうちにピザ教室を終えることが出来ました



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12:00に片付けを終わりご用意の心づくしの食事を頂きました

その折に「ばっぱ」達から津波に襲われたときの話が出ました



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その内のお一人は自宅の二階に居ながらにして津波に流され高台へ

運ばれて運よく助かったとの事 恐ろしくて柱にしがみ付いたまま

声も出なかったそうです 這い出そうにも内も外も瓦礫で覆われていて

もう駄目かと思った時生存者を探していた方に助けられたそうです

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前回9月にお会いした時には語れられなかった忘れようもない

恐怖の体験をお聞きしました 我々は触れてはならないと思っていた

津波の悲惨な話を「ばっぱ達」の方から語ってくれました

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『我々を友達だと認知してくれた』喜びと同時にその重みを認識した

箱崎でのひと時でした



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ばっぱ達・・・昨年同様別れ際に・・・また遊びに来てねー!

涙が滲みます

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窓から頭をだし手を振りながら午後の会場釜石の

“ピザ・フェスタ”へ向かいました

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