長く働いた職場を退職しました。

 

今のご時世、定年延長の話が出ている中、

私の勤めていた会社の規定は定年は60歳、再雇用無し

65歳定年制は企業努力との事で決定事項では無いとの事

 

一応掛け合ってみました

返ってきた言葉は

「女は若い方が良い、同じお茶を出されるなら若い手が良い」

思わず笑いました

思った通り、こんな会社だったよね

この時決心が付いた

 

定年退職ではなく

私は半年前に自己都合の退職を選びました

 

経理労務等、事務全般を仕事としていたので

自分の退職金を計算し、今後の給与を計算し

失業手当を計算し

結果50代で失業保険を申請するのがベストと思い決断

 

会社は高年齢の方々が役員の大半を占めていたため

セクハラ、パワハラなど理解できないお方多数

 

手を握られる

おしりを触られる なんてまだまだ

お茶を出せば「口移しでのませて」

すれ違いざまに胸を掴まれる

今でもぞっとするのは足首を掴まれた事

 

お酒の席では、ワイングラスを回しながら近づいてきて

「脱げ、踊れ」と

あきれて言葉も出ない

これは政治家と言われる人から受けた事実です

 

この方は今はすでに引退をして、

息子さんが地盤を継いでますが

どんな方なのか

選挙区が違うのでわかりません

 

以前、TVで、ある政党青年部のパーティー画像が放送されてました

あれを見た時

これだもの、一般庶民の事務員が女性であると言うだけで、

接客業の女性のように扱われるんだと思いました

私たち事務員はそんなに給与頂けていませんよ

 

誤解を招くといけないので…

私の居た職場は政治家の事務所ではありません

年に2度大きな行事の時に政治家を来賓として招いていただけです

その行事が近くの会場の時もあれば、地方へ宿泊の時もありました

 

私は退職の数年前から精神的に病み

薬を飲んでも眠れない、下痢が止まらない…

 

辞めたかったけど

生活の為には辞めあられなかった

1人で生きていたから

 

過呼吸で病院に行った時に診断書をもらってあったので

それが失業保険の申請時に認められ

自己都合の退職から、やむをえない退職へと変更されました

よって、失業手当てはすぐに支給され、

国民健康保険料も減額してもらえました

 

労働基準局へ相談もした

弁護士にも相談した

会社側は認めないだろう

立証するのは難しいと言われた

何年もこの辛い事を思い返し裁判をするより

新しい人生を選択した方が良いのでは

と、年配弁護士には真剣に取り合ってもらえなかったように私は感じた

 

悔しかった

誰も助けてくれないんだ

助けになったのは、

自分が辛い思いをして身体を壊したと言う証明の診断書だけ

 

私のように辛い思いをしている人はたくさんいると思う

頑張ってとは言えない

耐えてとも言えない

何もしてあげられない

 

決断は自分でしないと



今思う事

結果、あの会社は辞めて良かった