ワールドカップで大活躍したクロアチアのMFモドリッチです(^^)
CL三連覇した所属するレアルマドリードでもチームの中心として、変えの利かない選手なので言うまでもなくワールドクラスの選手ですが、今大会はまさに獅子奮迅の活躍でした。
攻撃面では勿論の事、同じく中盤を構成するラキティッチ選手と共に守備面でもプレーが際立っていましたね。クロアチア代表は守備が強固なチームでは無いですが、中盤の構成力は世界屈指。モドリッチ選手とラキティッチ選手は中盤の底からゲームメイク出来、ロングパスの精度も恐ろしく高い。それでいてバイタルエリアにも侵入して決定機も演出できる。二人してサッカーの才能の塊。天才の中の天才。
決勝の相手フランスが序盤から受けに回ってしまったことからも、クロアチアのレベルの高さが伺えます。しかもクロアチアは決勝トーナメントに入って延長戦に次ぐ延長戦を戦ってきて、疲労度は明らかにクロアチアが高いのにもかかわらず。
フランスの中盤もポグバ選手、カンテ選手を中心に挑みましたが、フランスが守備時に4-4-2の陣形に変えて守る形を取っていたので、4-3-3で攻撃するクロアチアとは中盤で数的不利な状況に、時々陥りカンテ選手も自慢のボール奪取が出来無いでいました。それはモドリッチ選手が上手くボールを動かしていたのと、ポジショニングの巧みさも起因していると思います。
フランスは早々に中盤でのボールポゼッションを諦めて、クロアチアの攻撃を受けてからシンプルにカウンター戦術に切り替え、効率的に攻めました。これはデシャン監督ならではの現実的なプランだったと思います。勝つために必要な要素を極める。フランスサッカーの代名詞と言われるシャンパンサッカーとは違う、リアリズム溢れるサッカーで見事にフランスは20年ぶりの栄冠を手にし、疲労困憊のクロアチアは奮闘しましたが、アンラッキーな失点も重なり決勝で涙を呑む結果となりました。
ただこれは単に実力ではなく、ワールドカップで優勝したことがあるチームとそうでないチームとの経験値が出たのかなと感じました。フランスは20年前の優勝を知るデシャン監督がその象徴で、当時からチームを鼓舞する精神的支柱となっていました。
クロアチアにはモドリッチ選手がいましたが、デシャン監督はいなかった。これか決勝の行方を左右したほんのちょっとの差だったように思います。
