デビュー曲「あなたのブルース」が大ヒットし、1968年の第10回日本レコード大賞新人賞にも輝いた歌手、矢吹健さんが今年1月、山梨県内の自宅で亡くなっていたことが2日、分かった。69歳だった。妻子に先立たれ、誰にも看取られずに息を引き取った“孤独死”だったという。
2日発売の「週刊女性」によると、矢吹さんは10年ほど前から家賃4万、築18年のワンルームアパートで独居。食事も高齢者向けの宅配弁当だったが、1月19日、自宅で倒れているところを弁当業者に発見された。
過度の飲酒で糖尿病とアルコール依存症を患っていたが、自宅の冷蔵庫はアイスクリームが詰まっており、部屋の壁もたばこのヤニでべったりだったとし、「とても体に気遣う生活ではなかった」(関係者)という。
矢吹さんは何曲かヒットを出すものの長続きせず、人気は下降線。スナックやキャバレーなどで営業をしていたが、99年、ひとり息子を病気で亡くし、2003年には妻が自殺。自身も02年に脳梗塞で倒れ、リハビリ生活を送っていた。
「家族を亡くしてから、かなり気落ちし、仕事への意欲がなくなっていった。矢吹さんの死を知ったのは今年4月。ここ5、6年は連絡もなかった」
ご冥福をお祈りいたします。

