オフィスでの仕事始め キーワードは『ちょっと早め』と『清潔感』

私自身が社会人になりたてで初めての「仕事始め」を迎えたときは全く意識しておらず、ふつうの連休明けくらいの気持ちでした。「もうお正月休み終わっちゃったー、今日からまた仕事かー」と思いながら「おはようございまーす」と出勤してみると、職場はいつもよりピリっとした雰囲気。普段は定時ぎりぎりに出社するベテラン社員もこの日はすでに出社済み。あれあれ?なんかいつもとちょっと違う雰囲気…と、とまどったことを思い出します。
 

 

仕事始めの日には年始の社長朝礼があったり、部署の全体朝礼など、職場によっては普段と違う催しが予定されていたりすることがあります。
関連部署に年始の挨拶に回ることが習慣となっている会社もあります。私の所属していた営業部では、新年最初の朝礼後、チームメンバー全員で近所の神社に商売繁盛の祈願に行くのが恒例でした。

「お正月は取引先も休みだし、メールもそんなたまっていないだろう…」、なんて油断して、のんびり出社すると思いがけず痛い目に遭います。
仕事始めの日は、交通機関も混雑し、その上イレギュラーな年始行事を行う会社などでは、思いのほかバタバタしてしまいます。普段よりも時間にゆとりを持って出勤することをお勧めします。余裕をもって出社すれば、職場の方々への新年のご挨拶も丁寧にできるので、晴れやかな気分で仕事始めを迎えられます。

年始は身だしなみにも気をつけたいものです。
普段はオフィスカジュアルの職場であれば、仕事始めだからとスーツで出勤する必要はありません。しかし、その職場ならではの特別なルールがないかは、事前に確認しておきたいものです。
今からでもコンタクトを取れる先輩や上司がいるならば、聞いておくのも一つの手ですね。
 

 

また、人によっては「髪を切る」「新しい下着、靴下をはく」などの新年のマイルールを持っている方も意外といらっしゃいます。例え自分自身がそうせずとも、「新しい年を、身だしなみを整えて迎えよう」という気持ちを持っている人に対して失礼がないように、こちらも仕事始めに相応しい、清潔感のある身だしなみを意識しましょう。
清潔感とは、例えばシャツやスーツはきちんとアイロンのあたった折り目のピシッとしたものを選ぶことや、髪型も顔周りをスッキリと結ったり、ピンで後れ毛を留めたり。靴もあまりヨレヨレでない、小ざっぱりとしたものを履くなど。年明け初めて誰に会っても、『え?寝正月?ふて寝しすぎて人相変ったなんて思われない程度に気を付けましょう。

身だしなみを清潔感を意識して整えることも、会う人への思いやりですね。

普段よりも、目上の方々に挨拶もする機会が多い仕事始めの日に「どうしてこんなリラックスした服装で出勤してきちゃったんだろう…」と後悔することのないようにしたいですね。

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接客業の仕事始め 最優先すべきは『お客様』と『タイミング』

接客業に携わっている場合は年末年始も関係なくお仕事という方もいらっしゃいますね。ご苦労様です。

そうした、お正月もお仕事の方々へは、元旦に本部や社長からの年頭メッセージがメールで届いていたりすることもあります。
また、例えば百貨店のなかにテナントとして入っていたりするお店の場合、関係者に年始のご挨拶をして回ることもあります。
そうした場合、定時丁度に着くようでは既に仕事モードになっていて、ゆっくりとどういった予定で仕事始めの業務が行われるのかを確認することが難しいことも想像されます。
いつもよりゆとりを持って出勤することが、自分も周囲も心地よい仕事始めを迎えることにつながります。

私が百貨店の中にあるお店に勤めていたときには、仕事始め=初売りでした。売り場のスタッフも百貨店関係者も、その日はその年一番の繁忙期と言っても過言ではない忙しさ。
そのときのフロア朝礼では、「百貨店関係者への新年の挨拶はもう大丈夫です。それよりもお客様をお迎えする準備を万端に整えてください」とのお達しがありました。こうしたことを予め分かりやすい形で伝えて出さったことで現場の混乱も幾分おさえられ、大変助かった記憶があります。
こうしたことも、一緒に働く方たちへの思いやりの行動として大切だなと、とても印象に残っています。

今年はニューノーマルでの初売りということで、例年長蛇の列ができる福袋も事前予約制になるなど、混雑回避の工夫がなされています。とはいえやはり繁忙期であることに違いありません。
そんな中優先すべきはお客様ですね。
日頃お世話になっている方にさえ、仕事始めの朝、一番のご挨拶がままならない場合もあります。

そんなときは、笑顔や目配せなどの会釈で、気持ち伝え、少し落ち着いてから時間を見つけ、新年のご挨拶に伺えばよいでしょう。忙しいのはお互い様です。
接客の現場では、とにかく挨拶することよりも、「タイミングよく」挨拶することが大切です。
 

 

営業担当の仕事始め 『挨拶プラスα』で差をつけよう

企業間では取引先同士で年始の挨拶回りの風習があります。私も営業職時代には取引先や新規開拓先に挨拶回りをしていました。長い歴史のある会社では、訪れた取引先の社員に、おせちやお屠蘇をふるまう所もあり大変驚いたものです。

今年は対面での接触を避けるため、年末年始の挨拶を辞退する企業も多いようです。伺う側も配慮して、年始の挨拶を控える場合は、年賀状やメールでのご挨拶を忘れずにしましょう。

ただし、取引先に対しては直接伺う場合も、メール等での挨拶の場合でも「明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」だけでは、形式的な挨拶をしただけですね。あなた自身や、あなたの会社の印象も残す事はできませんね。
せっかくの挨拶をするタイミングには、何かひとつでも先方が興味を持ちそうなトピックスをお土産にしましょう。例えば業界の最新情報であったり、または現在企画中の提案についての予定であったりなど、先方にとってプラスとなる情報をお土産としたいものです。

おそらく先方の方たちも、複数の取引先から年始の挨拶を受けられていることでしょう。その中でも、『この人は会う価値がある』、『話を聞いてみたいな』という印象を与える工夫が重要です。
 

 

 

取引先の担当者との距離を縮めたい場合には、敢えてプライベートなことを少し会話に盛り込むというのもひとつの手ですね。
例えば、お正月はこんな過ごし方をしました、こんなお料理と酒を合わせてみたら美味しかったです!等、プライベートな部分を少々開示して、この時期ならではの話題で会話をひろげることもできます。

2020年が大変な一年となった分、今年こそ明るい年に!と希望を抱いている方も多いはず。2021年の仕事始めは、いつも以上に笑顔、明るい挨拶、爽やかで清潔感のある身だしなみを、自ら意識して実践することで、あなた自身にも、職場にも。明るい年を引き寄せてください。
そんな強い思いをもって仕事始めを迎えられると素敵ですね。

 

 

 

 

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