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赤ちゃんが家庭を幸福にする
子供のない婦人のなかには、受胎時期を常に外して性交が行われていることもあり得るので、必ずしも肉体の故障とばかりとは言えないのである。 こんな人たちは荻野式方法と「基礎体温測定法」とを併用して受胎時期を知って、その時期に、祖先に祈って「祖先霊のうち、優秀なる霊魂を受胎せしめ給え」とお願いし、それから夫婦愛情の交流を行うのである。
性交前の祈りというものは、食前の祈りと同じことで性交を神聖化し、受胎して来る霊魂の候補者のうちから、その神聖な雰囲気に共感する霊魂を選ぶことになるのである。
この受胎時期を避けていても、何かの事情により妊娠することがあるが、そのような場合には高級霊が意識的に、自分が地上に出生するために、父母の生理機能を霊力によって調整し、受胎して来るのであるから、それは必ずや優秀霊であると信じて、地上の家庭の経済状態がいかにあろうとも悦んで、それを受けて愛して育てて行くようにすれば、こういう場合に出生する子供は、いずれも過去世の福田をもって生まれて来るのであるから、かえって子供が生まれて来たために、その家が富栄えて来ることがあるのである。
(中略) ともかく、人の妊娠するのは、いまなお、神秘に属するのであって、妊娠調節が功を奏しない例が随分あるのもこのためである。 そのような場合に妊娠し来る霊魂は、”性交の際”の一種の愛情の念波に乗せられて無意識的に引きつけられて受胎した霊魂と異なり、みずから、この両親の許に生まれたら、このような運命を受け、自己の霊魂の向上に役立つとか、他の人々を救済するのに都合がよいとか、将来の運命を予見して生まれて来た高級霊であるから、充分その霊魂を尊敬して育てるべきものである。
( 谷口雅春著 宝蔵神社特別版 「霊供養入門」第三章「流産、人工妊娠中絶の霊的意味」より。 )
※ 荻野式 女性の月経の周期に基いて妊娠可能な期間を計算・予測し、その期間は性行為は避妊をするが、その期間以外は避妊をおこなわず、膣内に射精しても妊娠しないとされる。周期法とも呼ぶ。簡便な方法であるが、排卵の乱れなどで予測を失敗して妊娠してしまう可能性もある(PI:9程度)。不妊治療のため日本人産婦人科医・荻野久作が発見した月経周期に関する「荻野学説」が避妊法に応用されたものである。なお、荻野本人は自分の学説が避妊法として利用されることについてはより確実な避妊法が存在するゆえ、中絶の増加につながるとして大いに反対していた。「女の身体には1日たりとも『安全日』などありはしない」「迷惑だ。むしろ不妊治療に役立つ学説だ」と主張しつづけたという。現在、ローマ・カトリック教会の教学上(人のいのちを育む家庭のいしずえとして、夫婦の本来の性のあり方を守るため)、排卵法(ビリングス・メソッド)と共に認められている受胎調節法(自然な家族計画)の一つである。
※ 基礎体温法 女性の月経の周期のうち、基礎体温を計測して低温相から高温相に変わった日(排卵日)を知り、それから4日目以降に性行為を行う方法(PI:3程度)。毎日規則正しい生活を続け、かつ定時に基礎体温を測りつづける必要がある。 |
