寝ているときに急に身体が動かなくなったり、誰かが上にのっているような苦しさを感じたりする金縛り。
意識ははっきりしているのに、自分の体が思うように動かずにとても怖い思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、人影が見えたりすることもあるので、心霊現象ではないかと心配で眠るのが怖くなってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
でも、心配はいりません。金縛りは心霊現象ではなく、睡眠医学で「睡眠麻痺」と呼ばれる状態です。金縛りには眠りのリズムが大きく関係しています。
本記事では、金縛りの起こる原因と、金縛りに合わないようにするための7つの対策をご紹介します。
金縛りは、睡眠の状態と覚醒のタイミングがずれてしまったときに起こる現象です。
私たちの睡眠中には、大きくわけて二つの状態が繰り返しています。
その二つの状態とはレム睡眠とノンレム睡眠です。
- レム睡眠:脳の働きは活発であるが、身体の筋肉は活動を休止している状態
- ノンレム睡眠:脳も身体も休止している状態
通常、私たちの睡眠はノンレム睡眠から始まり、以降約90分のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。
しかし、なんらかの原因でこのリズムが狂うと、最初にレム睡眠が現れる場合があります。
レム睡眠から睡眠に入ると、目覚めている状態から、脳の働きは活発であるのに対して身体は休止している状態に移行することになります。
また、レム睡眠の途中で目覚めたときに、なんらかの原因で脳と身体の連携がうまく取れずに、脳だけが目覚めてしまうこともあります。
このようなとき、「意識はあるのに身体が動かない」、つまり金縛りの状態になるというわけです。
金縛りが起こる原因は次のようなものと考えられています。
- 睡眠不足
- 毎日の睡眠サイクルが不規則
- 時差ぼけ
- 昼寝のしすぎ
- 激しい運動などで肉体疲労がある
- 突然有酸素運動をした
- 有酸素運動の後、アルコールを飲んだ
- カフェインを多量にとった
- 精神的なストレス
- 環境の変化
金縛りが起こる原因がわかれば、金縛りにあわないための対策をとることができますね。
それでは次に、金縛りへの対策をご紹介します。
金縛りへの7つの対策
金縛りは心霊現象などではなく生理的な現象であるため、金縛りが起こる原因を解決するような対策をとれば、金縛りを防ぐことができます。
また、金縛りにあってしまったときにも、できるだけ早く金縛りの状態から脱するための対策もあります。
それでは、以下に金縛りへの対策をご紹介しましょう。
金縛りへの対策:予防編
金縛りは日常生活を見直すことで対策をとることができます。
これまでに述べたように、金縛りは不規則な睡眠サイクルや身体的・精神的なストレスなどが原因で起こります。
金縛りに合わないようにするためには、このような原因を取り除くことが大切です。
具体的な方法を以下にご紹介します。
【金縛りを予防するための対策】
- 1)規則正しい生活を心がける
- 2)疲労、ストレスをためない
- 3)旅行などで環境が変わるときは、何か自分の使い慣れたものを用意する
- 4)寝る前にリラックスして、物音などで目覚めないような睡眠環境を作る
金縛りへの対策:金縛りになったときの対処編
金縛りに合ってしまったら、「早く目覚めよう」と自ら試みることで対処することができます。
具体的には次のような方法があります。
【金縛りになったときの対策】
- 5)目を左右に動かそうとする
- 6)声を出そうとする
- 7)指を動かそうとする
金縛りは生理的な現象で、心霊現象などではないことを理解していれば、冷静に対策をとることができますね。
