お盆 墓参りの基本とマナー(作法)についてご紹介いたします。お盆だけの特別な決まり事があるのでしょうか。
墓参りのお供え物や、お線香などにも特別なマナーや作法あるのでしょうか?

◆お盆 墓参りのマナー
お盆の墓参りはいつ? 時期や期間についても不明なところが多いでしょうが「お盆 墓参り(お供え・迎え火・作法)」の今回は作法・マナーについてのご紹介です。

お盆の墓参りについて、特別の作法や、やり方がある訳ではありませんが、お盆、お彼岸に限らず平素からの墓参りでも、1番大切なことは真心なのです。

今は亡き人や、累代のご先祖さまに心より感謝して、先祖霊に合掌する真心が大事なことなのです。

しかし、お盆に限った事ではなく、墓参りの基本的な心得や手順は当然あります。あまり派手な色、スタイル、露出度の多いは服装は避けるべきで、墓参りは、正装ではなくても、きちんとした身支度でいたしましょう。

◆お盆 墓参りに持参する物
・生花
・線香
・ロウソク
・マッチ&ライター(風よけの風防ライターが点火に便利)
・お供え物(菓子・飲み物・嗜好品など)
・お供えに敷く半紙
・数珠(じゅず)
・花ばさみ
・ひしゃく
・手桶
・タワシ
・箒・雑巾などの掃除用具
・ゴミ袋
※寺院や霊園の墓地ですと、ひしゃく・手桶などは準備されている事が多いようです。
※寺院内の墓地で忘れてならない事は、先ずは本堂のご本尊をお参りされる事ことです。ご住職へのご挨拶も忘れずにいたしましょう。

◆墓参りの基本:作法と手順
・手桶に水を汲みお墓所に参ります
・合掌して礼拝してから墓地の掃除を始めます
・掃除を終了
・花立ての水を入れ替えます
・花ばさみで、高さなどをを整えて生花をお飾りします
・半紙を敷き、その上に、お供物の菓子や飲み物をお供えします

※お供え
お盆のお供えには、初物の季節の果物、故人の好物や嗜好品のお供えがよいのですが、故人がお酒好きだったからと、墓石にお酒をかけられる方が少なくないようですが、この行為は墓石の変色であるとか、シミなどの原因になりかねませんので、墓前にお供えするだけにしましょう。

・線香に点火して香炉の場合は立て、線香皿の場合は横に寝かせます。
※線香の火を口で吹き消す方が見受けられますが、この行為は見苦しいですしマナー違反です、。ローソクにしても手であおいで消します。
※仏に供える火を人間の口(悪業を積み、穢れやすい)で穢すことになります。

 


◆墓参りの基本:順番
順序は故人と縁が深い順番からのお参りになります。線香を消さないように注意しながらお墓にたっぷり水をかけ、真正面に向かい静かに合掌します。合掌の仕方は、お数珠をかけた手を、胸の前で左右を合わせ、軽く目を閉じ、頭は30度ほどの角度で傾けます。

※墓石に水をかけるのは、 「木」「火」「土」「金」「水」の5つの五元素(五行)に先祖霊が早く戻られる為とも云われています。しかし、宗派によってはお墓参りの水かけを禁じています。

ご先祖さまのご冥福を祈り、日頃の感謝の気持ち申し上げ、ご先祖さまにご報告したいことなどを真心から申しあげます。また、ご自分の宗派の短いお題目を唱えるのも大変に良いことです。

※お盆 墓参りの終了後にやること
墓参りが終わったら忘れずに、花、線香以外のお供物は必ず撤去しましょう。カラスや、小獣などが食い散らかしたりお墓を荒らします。腐敗しないためにも必ず持ち帰ることです。

◆お墓参りのあるべき姿
昔から「お墓参りは真心を供え」「来た時よりもその場所と自分の心を清めて帰る」のがお墓参りの基本でマナー・作法だと云われています。
お盆のお墓参りで決意も新たに明日へ向かうのです。