昨日、エリザベートを観に行ってきました。
e+の貸切公演でした。
e+の貸切って初めてで「わたしだけに」という
おひとり様のプランはあるのは
聞いたことはあるけど使ったのは初めてでした。
座席エリア指定なので少しお高めだけど
毎回必ず観に行くと決めている公演で
でも今年は諸事情で1回しか行けなさそうなので
それを使ってみた。

スマチケという名前のいわゆるデジチケ。
QRコードはなく一週間前に
日付、開演時間、座席番号があっさり表示。
QRコードに慣れてしまっているので
これいいの?的な戸惑い(笑)



前に偵察?をしに見に来た記事にも書いたけど
正面のタイトルの両脇にはいつも出演者の
ポスターが貼られているんだけど
今年はほんとにあっさり。
なんでなんだろ?




ロビー内もこれのみ。
誰かのカメラ?かなにかが写り込んでますけど。

今までは主要キャストのポスターがたくさんあって
皆さん写メ撮りに忙しかったんだけどな。
それが原因?
なんかあった?


今回のキャスト。
わたし、タイトルロールのエリザベートの役。
ずっと花總まりさんだと思い込んでましたガーンガーンガーン
このキャストのリストを何度も見てるはずなのに
気づかないわたしはアホか、、
わたしの中でトートとゾフィーとルドルフしか
目に入ってなかったみたいです。
てか、いつも毎回花總エリザを取っていたので
違うとは思ってなかったんだ。
今回、キャストは選べなかったもんね、、

わたし的には今日の愛希れいかさん。
すごくよかったです!
音程も安定していて上品で
「わたしだけに」の時のオーラと美しさが
半端ない。
宝塚版「エリザベート」で退団され
この東宝版での初めてのミュージカル作品なのですね。
だからなのか、すごく堂々とされてて
少女エリザも可愛かった。


トート井上芳雄さん。
かなり前にルドルフ役で観たかな。
その時の様子はあまり覚えてないけど
お名前はいつもどこかでお見かけしていた記憶。
トート役の時はいつも城田優さんとの
Wキャストなので城田さんを
取ってしまってたミーハーアセアセ
生の芳雄さんは何と言っても「ナイツテイル」
堂本光一くんとの絡みがほんとによかった。
ちょっと切れ長から溢れる目ヂカラがすごいなぁと
思っていたけど
このトート役、まさにぴったり感。
「ナイツテイル」ではストーリー的に
ちょっと抑えた感だったけど
ここで本領発揮。
声量の物凄いことよ。
さすがミュージカル王子と呼ばれるだけある真骨頂。
ただ長く山口祐一郎さんで
聞いていた「最後のダンス」の

♪お前は俺と踊る運命(さだめ)♪
「さ」のキーの高さがなー。
だからかメロディを変えて歌っておられます。
かなりのハイトーンなので出すのは難しいのかな。
そこの部分だけストレス発散感がないところです(笑)


ルキーニは成河さん。
多分初めてかな。
高嶋政宏さんのイメージ強いけど
尾上松也さん、育三郎さんを経ての成河さん。
じっとりいやらしい雰囲気のルキーニ
あのデヘデヘニヤニヤ感
なかなかよかったんではないでしょうか。
そばにいたら気持ち悪いですけどね(笑)

そして、ゾフィーさんは涼風真世さん。
この役は身内的にとても気になるのですが
涼風さんなんだとちょっとびっくりでした。
ちょっと前にエリザベートやってたよね?と
調べてみると2008年でした。
もう10年も前ですか笑い泣きアセアセ
世代交代だなぁとここも改めて痛感してました。

そしてルドルフ京本大我くん。
エリザの初舞台が2015年。
当時はまだまだ幼くてセリフもたどたどしくて
音程も少しずれていたりで
がんばれがんばれ!って母の心境さながら
手に力が入って応援していたんだけど
2015年2016年そして3年の時を経て
今回の舞台。
いやいや、もう安定してましたねー!
目の当たりにして成長を見たような気がします。
自信が出たのか落ち着きさえも感じられて
泣きそうになりました。
母エリザに断ち切られた悲しみが身体中から
溢れて痛々しい。
「闇が広がる」の振り少し変わりましたよね。

変わるといえばところどころ少し変わったような。
毎回同じというわけには行かないし
演者が変わると演出も変えていくものですもんね。



最後にエリザベート役の愛希れいかさんと
トート役の井上芳雄さんのトークが少しありました。
芳雄さん曰く
e+の公演はいつもエリザベートプラスにしてくれとお願いしていたそうですw
ようやく念願が叶ってよかったねラブラブ