今日は、板厚を増やしたらどうなるかを試すため
約10mmまで板を削り、雇ザネで継いでまた新しいサンプルを作っています。

今日は乾燥まで。

いつも福井へ帰ると夕方、三方温泉キララへ行くのですが、わたしの木工の師匠であるi建具屋さんもここの常連なのですが、見かけないので他の人に聞いても『時間が変わったのかなあ』と言うだけで会っていないとの事、ちょっと心配していました。(89歳で現在は引退されています)

そこで、家まで様子を見に行って来ました。
行くと元気そうでちょうど今、前に作ったものが障子の貼替えなどで、工房にあるとのことでそれを見せてもらいました。

欄間です。真上から撮ると
雪見の戸(ガラスのところに障子を入れることができこれが上下に動く)
下の部分の板は屋久杉です。
これを作った時(40年ほど前)でもこの板1枚で凄い値段だったそうです
飾り障子

今は、欄間や、こんな飾り障子を入れる家が建たないけど、この技術は残したいですね。

ちゃっかり、すぎの端材も戴いてきました。

また、焼杉のソリで困っていることを話すと、その回復方法を教えてもらいました。

今その実験中。

と言う事でサブの方はあまり進まず。
一部角ノミで穴を開け、
少しだけ形になりました。