今 ほんとに水面下で
毎日1ミリずつ歩を進めるくらい
ゆっくりだけれども
でも確実に着実に進んでいることの一つ。
それがクリエイターのコンソーシアム構想。
そしてそれは
この一部上場企業の屋台骨として
人事に全力を尽くした2年間があったからこそ
というのは
この記事で書きました。
では、実際どんな形で人事としての
役割を果たしたか。
まずは例のイケメン執行役員から
直々に内示を受けた時 彼は私にこう言いました。
年間200億もの 売上を期待される
ポテンシャルの高い
ここ関東エリアでありながら
ここは人事が弱い。
全国的にみても、ワーストの成績だと。
ふむふむ。
なるほどー、と
その頃入社2年目、人事経験も
役職経験すらない私は
ただただ うなずくだけでした。
そして、彼は続けて言いました。
○○さん（パン子の本名）に
この数字をV字回復させて欲しい
と。
え？
今なんて言いました？
なぜ？
なぜ そんな大役を、このぺーぺーで
一件受注しただけで
燃え尽き症候群を引き起こす
そんなお先危ういオンナに任すねん…
怖かった。
疑問もあった。なぜ 私？
でも、それを見越したように
さらに彼は私にこう言いました。
○○さんなら、出来るでしょう
と。
おいおいおいおい
この顔面偏差値80越えのおっさん
何言ってんねん
あたしの事好きなだけちゃうか←
もぅ、頭んなか 相当おかしくなって
人生で初めてボールペンを持つ手が
震えてしまい
「すみません 私 いま手が震えてます」
とだけ言い、場をつなぐので精一杯でした。
そして、その時この内示を受けたい
と直感で思いました。
確かに、私の中で入社2年目は産休のための
期間と目論んでいたからこそ
その内示を受けた時のライフワークバランスを
かなり心配はしましたが
でも、そこは私と、そして信頼する旦那の
事だから、きっと絶対2人で乗り切るんだ
とも思ったし
私の脳裏に浮かんだのは
あの1億円の契約書にサインしてくれた
オーナーさんのあの一言。
貴女が担当で来てくれたから
決めるわ
のこの言葉。
これはね、一見他人軸のような字面でありながら
実は非常に奥の深い言葉でもあって
この会社の社内では
この（意味の）言葉を言ってもらえる人は
出世する（的な）
そんなジンクスみたいな迷信が囁かれていました。
そして、彼はその事も言いました。
○○さんはオーナーさんに信頼されたから
今がある。
これからの重責を担うことも
その事となんら変わらない
と。
怖い 怖い この内示を受けてしまったら
私はどうなるんだろう。
というよりも
内示を聞いた時点で心がときめいている事を
この彼に見透かされてたらどうしよう
だって、私が人事に興味があったのは
いつか将来フリーランスに戻る（会社を辞める）時のそのための経験として興味があるわけで
逆に言ったら
私が人事として職責を果たした暁には
晴れて私の夢が叶い会社を辞めるとゆー
そういう事をも意味するわけで
まさか
この人 この私の腹黒さを見抜いているのだろうか
そんな事すら俯瞰して考えてしまう
恐ろしいくらい冷静な自分もいました。
そして重責の内容を
震える手で手帳に書き取り
私は最後に聞きました。
「（この内示にとても興味があるからこそ）
私はきっとこの仕事を引き受けるとしたら、
執行役員の貴方を頼ることになると思う。
V字回復の達成に向けてたくさんたくさん悩み、そして相談にのってもらうと思う。」
「それでも良いですか？」
と。
すると、イケメンな彼はニコリと笑いながら
頷きました。
「もちろん。全力で助けるから」
と。
そこからの私の快進撃は
まさにこの時のニコリに支えられるのでした。
すなわち
私が回復しなければいけない
成績に対して
どうしても最後の一押しが必要な時は
この執行役員に頭を下げて
このパン子を救って下さい
とお願いをしにいく。
そして、お願いするために
ここまで自分が1人で尽力してきた事を
開示する
それに共感してくれれば
最後の後押しを彼がしてくれる
もちろん開示した内容が
彼の基準に達していなければ
後押しもしてくれない
それをひたすらひたすら
来る日も来る日も繰り返し
1年目で回復を確実なものにし
2年目には役職者の中でも
さらに全国トップとして
毎月表彰される そんな成果をあげましてん。
やー、パン子よくやった。
ホンマいい仕事した。
good job パン子。お疲れ様。
とゆーわけでどうりで
私の大きな夢は大きくなるわけだ。
人事で磨き上げた
人を見る目
見抜く目
育てる力
それらを総動員して
プロのクリエイター集団が
個々のスキルを武器に集う
一大コンソーシアムを築くこと。
こんなにデカイ構想なのに
毎日少しずつ
話が進んでる、て結構すごい事じゃない？？？
そして、そう
私がこの構想を本当の意味で形に出来た
その時が
イケメン執行役員が私を抜擢してくれた
その有終の美にようやくなり得るのかも
しれないね。
道は長いや
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