私がお針子仕事を初めて受注出来てから
当時初めて納品させて頂いたお品を、
具体的にはいま、私の裁量と責任下で、
そして恐らくこの体制を敷いた副産物として
アトリエに飾ったお花〜
早くも1年程の時間が経ちました。
さらにイベントブースにて委託販売させて
頂いた時の記念すべき写真^_^
（今も大変お世話なっているinnocent foyer 様）
有り難い事に、ハンドメイド クリエイター
個人としては もはや手が回らない程の受注を
継続的にお受けするまでに大きな
成長をさせて頂いた月日でもありました。
その一方で
好きな事
得意な事
だから、いくらでも出来る
なんてスタンスが時に無意識下でカラダに
ダメージを与えていた事もあったり
（腱鞘炎になりがち
）
）はたまた時には検品作業に漏れが出たり
してたくさんの方に助けて頂いた
出来事もありました。
そして、そんな経験を経て今年、このタイミングで
ついに私も外注のチャレンジに踏み切りました。
（発注本体から見れば、孫請けの形）
（前のお家にいた頃のアトリエ風景）
一部仕事を分け合うような、分業制を
試している最中。
そして、この場合、分業の指針は
私が得意ではなくて今まで
頑張ればなんとか出来ていた事
それを得意で楽しく取り組める人に
お願いする事としました。
当然お仕事ですから
そこに個々の報酬という対価も
発生させますので
関わる全ての人の満足度が上がる仕組みも
考えるに至ったわけで、、、
それが私にどんな影響を及ぼしたかというと
すばり ラク（楽）
こんなにも、プレッシャーから解き放たれる
ものだったとは、やってみて初めて体感できた
幸福の1つでした。
私は私が1番得意で、やっていて楽しい
作業区分をすればいい
それに没頭してればいい
これ、もんのすごい幸せなんです。
心の余裕が生まれ
今回はかーーーなり久々の商品開発も
お引受け出来るまでに拡大する事が
出来ました。
まさか 私がここまで成長させてもらえる
ようになるなんて。
今はそんな驚きの気持ちもいっぱいです。
そして、何より長年私が悩み続けていた
「好きでも、食ってけねぇ」
が不文律だった このお針子内職業界で
が不文律だった このお針子内職業界で
今私の目の前で起こっていることは
もはや革命とも呼べるほど大きな変化
なのだと感じずにはいられません。
名付けて令和の内職革命
（今のこの幸せなテンションを表してるでしょ）
思えば、
「好きでも食ってけねぇ」
という内職業界を心底理解してたからこそ、
表立っては1度も事業計画を起こしてきた事は
なかった そんな私の得意仕事 お針子業。
今でもその理解を捨てたわけではないけれど
それが真実なのかどうか、疑う姿勢だけは
持つようになり、
今はその理解を疑いながら、
別な事実（好きなら食ってける）を
自らの手で作り上げてるそんな気分。
それは日々繰り広げられる作業プロセスを
細分化し分業制をしいた事で見えた
新しい世界でした。
そしていずれ、外注先の成長とともに、
さらに私は今している仕事を手放す時も
来るのかもしれない。
その時はきっと、また別の得意だったり
楽しかったりワクワクしたりする
そんな仕事を私は担当する事になるはず。
そんな過去から今を通り、将来にむけた世界も
また興味深かったりする所。
そしてその将来がそんなに先の遠い未来では
無いと思うからこそ、
改めて今こそ襟元をただし、
支えられている
沢山の人に感謝の気持ちが湧いてくる、
月並みだけど そんな事を思う毎日なのでした。
