その後も
私はしゃくり上げながら食べ、
夫とお嬢はフツーに会話をしながら
三人三様、鍋をつつき。


また、急に込み上げてきては
えぐえぐと泣き出す私に
そんなに行きたいのかと勘違いした
夫が見かねて
「もっと早く言ってくれたら、
   休み取れたかもしれないのに…。
   その日、休めるかどうか明日確認してくるわ」と言い出した。


それを聞いて
『あ。。私はまた、夫になんて言われるか怖くて、バレバレなのにこっそり行ってこようとしていた!お嬢を大事に思う夫は、出来るなら自分が面倒みたいから事前に相談して欲しかっただけなのかも…』と思った。


そして、その時点で私は
今回のお出掛けの件はもう私にとっての
役目を終えたように感じた。


「もし休めたとしても、その代わり、
   今回だけやで?
   〇〇が一人で留守番出来るようになれる
   数年先までは、もう平日預けて出かけたら
   アカン」と言う夫に

「そんな条件付けるなら、して要らん!
   また、きっとどうしても行きたいところが
   出てくるもんっ」と即反論。

「当たり前やん!条件付きに決まっとるやろ」
と夫。


私は条件付きの許可なんかいらんのやっ!!
(# ゚Д゚)


一旦、収束したものの
食べ終わったらまた込み上げてきて
無性に床掃除がしたくなって(笑)
廊下と階段をクイックルワイパーしながら
えぐえぐ泣いた。


夫に、私が行きたいいろんなところに
出かけたいと事前に相談して、もし
何かいろいろ言われたり
『ダメ』と言われたら
“母親でも妻でもない私ではダメだ”と
言われてるように感じて、イヤだったのだ。



そしてそれは
“夫からは、お嬢がいるから
母親として役割があるから
存在を認められている”
という根強い前提がわたしの中に
揺らぎなくあるからで。。


結局、私は
夫に捨てられないように
捨てられても大丈夫なように
仕事を続けてる…
それも仕事を辞めない理由の
ひとつであると思ってる。


一方で、
“母親としてのわたし”  
“妻としてのわたし”
じゃなくてもいいままに生きられる世界を
探し続けているのかもしれない。


たぶん間違いなく
いろんなセミナーや講座に
まるでジプシーの如く通い続けてることがそれで、ずっと自分探しの旅をしているのだ。


でも、今日、
オイオイ大泣きして少し分かった。


私が探していたのは、
よそで「そのままのわたしでも大丈夫」と
言ってもらえることではなかった。。


夫の言動は
私のココロの投影。


お嬢がいちばん大事と言い張る夫に
勝手に 拗ねて ヒネて いじけて

『私が居ない方が
お嬢と自由にベッタリ出来て楽しんでしょーー』

『どんどん出掛けてやるわよ!私は“わたしがわたしで居られる場所”を探すんだからっ』

『いろんな人に迷惑かけて、それでも愛されていることを体感できるようになってきたもんねっ』

と、どんどんひとりで出掛けまくってたけれど。


いちばん愛されたい身近な人に対して
敵対心むき出しにしてたんや〜〜〜(´༎ຶд༎ຶ)



部屋に戻ると、夕飯の食器洗いを終えた夫が
お嬢とソファでくつろぎながら
クイズ番組に夢中だった。


「◯◯ちゃんが真ん中なの!」と
パパとママが隣同士で座るのを全力阻止する
お嬢が、やはりカラダを張ってきたので
夫に寄り付くこともできず。


ふと
あーもしかして、私が
 “お嬢がもし独立して家を出て行ったら、
母親としてのいちばんの役割が終わって
夫に今よりもさらに大事にされなくなるかもしれない…”と無意識だったけれど)思ってるから

お嬢は保育園児の頃から
「◯◯ちゃんは、、ずっとずーっと大人になってもママとパパと一緒にいるの!どこにも行かないの!」と宣言し続けてるのかも知れないな、と感じた。


ママであるわたしの不安を察して
言ってくれてたのかな…(ノД`)・゚・


ソファに座るとお嬢が尋ねてきた。
「ママ、なんでパパさんとケンカしたん?
そこに行きたいなら◯◯ちゃんが一緒に行ってあげるから!」



うーむ…( •́ ⍨ •̀) 
「パパに聞いてよー」
と逃げてみたら・・・



「まぁ、
   ケンカするほど仲が良いっ
   て言うもんなっ♪」


小3のお嬢が言い放った言葉に
夫と二人で つい笑ってしまった。



もう開き直って
泣き過ぎてぐちゃぐちゃの顔のまま
恥ずかしいついでに夫に言ってみた。


妻や母の役割をしないと
わたしは夫に大事にされないと思ってること

お嬢にジェらって(嫉妬)ること

わたしをいちばん扱いして欲しいこと

それをわたしが分かる態度で示して欲しいこと

メンドくさくても最後まで
わたしの面倒を見て欲しいこと

お嬢のように甘える時間が要ること(笑)


お嬢の前だけど
恥ずかしげも無く、うぇうぇ泣きながら訴えた


夫はお嬢と
TVクイズ番組の答え合わせをしながら(?!)
メンドクサそうな態度で何も言わず
汚ねー顔で抱きついてくるわたしを
テキトーにあしらってた(꒪່3꒪່)



伝わったのかどーかは分からない。

ただ、わたしが溜め込んでいた不安は
かなり正直に吐き出せたと思う。


9時過ぎにはもう眠いと言って夫は
いつものようにひとり寝室に行ってしまったが。。


お嬢の前でやっちまったので
これがキッカケで思春期を迎えたお嬢が
『自分がいるとママがパパとケンカする』的な
自分責めが始まらないかと、
パンチ穴空けたことをちょっと悔いたりしたが
それでも大丈夫と自分で気づけるようになれるから
私が心配することないか♪ と思ってる自分の変化に
すごいと思ったwww



早朝、夫が出勤する頃に目覚めて
もう一度LINEで連絡した。


「休み取らなくていいから  」

「お嬢が生まれて、パパママになれたのは嬉しかったけれど、“夫とわたし” として  向き合える時間が減って寂しかったん〜(´・ε・̥ˋ๑)」

まだ既読にもならないけれど。



夕べ泣き過ぎて、
また朝もぼんぼんに腫れた瞼が重い。。
(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)


今日は休んで←またかよっw
お布団と仲良く過ごすことに。。




でも、これってきっと
ラスボスはわたしの親なんだろな〜


頑張ってやりたくない役割も果たすことで
家族の一員として居場所を確保してきた
(と思って)過ごしてきた幼かったわたしが
ずっと望んでたもの


いるだけで
何もしなくても
あなたがいるだけで嬉しい
それだけでいい



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『楽しいことはおかわり自由』by太田萌
夫の人生モットーらしいꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)



、、、ということはもしや

平日泊まりのある講座は

ガマンなのか…!?=͟͟͞͞ ( ;  ຶཽළ̉  ຶཽ)!!