6月30日から夏バテか、なにかの不調を訴える老妻(80代)をほぼ毎朝、15分ほど治療している。細いタイプの人で、ひどい猫背である。足首あたりは静脈が浮き上がり、胴は細まっているが、骨盤と胸郭はゆがんではいるが当然ながら、小さくはなっていない。脊柱の靱帯群、胸郭の肋間筋などは硬くなっている。足首、下腿もやせて、固い。全身の代謝は細っている。
こうした人は、少しづつ脊柱をほぐし、頭部もほぐし、足をほぐし、各関節の動きを少しづつ回復させる。そして、血液の流れを改善させることが重要である。なお、耳鳴りなども同じである。
状態、痛み、不調の様子で対処は違ってくるが、やはり曲がった脊柱の解放、固まった脊柱の弾力性回復が基本である。
15回目ぐらいの今朝は、脊柱ほぐしがとてもうまくいった。
鋭い、細かい、深い振動をs~3分加えては、パチグー押しで脊柱をベッドに向かって押し込む。このとき、ズーンというようなかすかな音が聞こえる。前屈を減らす運動でもある。
何度か、いろんな位置に実施したところ、まず鼻がかゆくなり(本人の言)それから、わたしのひたい、まゆあたりがあったかくなってきた。聞くと、本人もそうですという。
まず。ほぐれの音は脊柱の全長から発していると思われた。
あったかくなる原因の頸長筋など(全斜角筋なども)のゆるみは推察である。ここは前十靱帯の延長であり、後頭骨に付着するものである。


