星オタ的酔狂 その2 | 昭和な望遠鏡で昭和な星見

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更新は不定期です

まずは今朝のISS。

4時17分頃、野口さんと星出さんが乗っているISSがこと座の傍を抜けて行った。

東天にある金星よりも明るかった。

 

続いて今朝の太陽面。

11時01分、60mm-900mm + Or18mmでコンデジコリメート。

南半球の2818群は発達傾向。

 

で、酔狂記事はここから。

昨日コルキットスピカをいじったので今日は星の手帖社の組み立て望遠鏡(35倍)をいじってみることにした。

 

組立天体望遠鏡35倍 | 星の手帖社 (hoshinotechou.jp)

 

これはいつごろ買ったものかなーと記憶を辿ってもはっきりしないがたぶん2012年頃だと思う。

コルキットと同様、買ってちょっと遊んですぐ飽きてそのままほったらかし…だったが、コルキットと違って好き勝手な改造がしにくいので今日までほぼ原形を保ってきたという次第。

 

好き勝手な改造がしにくい理由は二つ割れの鏡筒構造と「よくこの価格で…」と驚いた接眼レンズ。

接眼レンズは3群5枚、バローレンズにリバースケルナーを合わせた7.8mmで見かけ視界45度の優れもの。

リバースケルナー選択は双眼鏡屋さんの手口かな?

【↑画像はスコープタウンさんのサイトから拝借】

 

口径40mmF6.8の貼り合わせタイプ短焦点対物レンズとこの接眼レンズの組み合わせは独特な見え味で、アクロマートのいわゆる青ハロではなく赤紫の色滲みがある。

また、対物レンズが短焦点なのでピントには結構敏感なのだが、ピント合わせ用ネジの滑りが悪くて鏡筒がぶれてしまいピントが合わせにくくてイライラする、と言う課題がある。

 

まぁそれはそれとして、とりあえずこんな感じでコンデジを取り付けて高圧線の碍子を撮影してみた。

逆光気味で鏡筒内に光が差し込むので工作用紙で急ぎ作ったフードで対策。

見かけ視界は一般的な双眼鏡並み。

歪曲は普通のPL並み。

↑の画像の画素等倍像。 

青ハロはないけど全体的にコントラストが低くもやっとした感じに写る。

 

月を狙って撮影を開始…しかーし、

 

入道雲&稲光&風のコンビネーションで天候不安定、当然気流はめちゃくちゃ悪い

 

なので月の写りも非常に悪く、このまま掲載してしまう「とコルキットを引き合いに出した組み立て望遠鏡下げ記事」になりかねないので、今回掲載は控えることにした。

いずれ同じ条件で比較ができる機会があったらそこであらためて比べてみようと思う。

 

なお、個人の感想としては、「コルキットスピカの方が望遠鏡に慣れた人間には自然な見え味に感じると思う」、とだけ言っときます。