『GREAT EXPECTATIONS ~
大いなる遺産~』
~スタジオライフ~
創立30周年記念公演第1弾
河内喜一朗追悼
【原作】チャールズ・ディケンズ
【脚色】ジョー・クリフォード
【翻訳】阿部のぞみ
【上演台本・演出】倉田淳
☆Silkhatチーム☆
ピップ:笠原浩夫
ヤングピップ:関戸博一
エステラ:青木隆敏
ハヴィシャム:倉本徹
ジョー:仲原裕之
ミセス ジョー:緒方和也
ビディ:千葉健玖
ウォプスル:藤波瞬平
マグウィッチ:船戸慎士
ジャガーズ:山サキ康一
レイモンド:山本芳樹
ウェミック:及川健
モリー:石飛幸治
ハーバートポケット:藤波瞬平
ベントリードラムル:奥田努
若林健吾
吉野雄作
八木澤元気
江口翔平
劇場でしか逢えないピップに逢いに行ってきました。
小雨の中、
(帰りは本降りでした(-_-))
サンモールへ。今年の観劇納めになります。寂しいー(T_T)
やはり…原作を読んでおけば良かったですかね?
なかなか難読(私の理解力の無さなのか)でした。観劇直後は。
ただ、後からじわじわっと物語りの味わいが多少、解った様な気がします。…気のせい?
バラバラだったパズルのピースが最後には確り収まって一つ作品が完成した様に、物語りも見事に紡がれた。本当に深い話。
感想(多少、ネタバレになるかもしれませんm(__)m)
笠原サンの凄さを改めて感じました。
倉田サンが、”彼しかいない”と言われた通り、舞台上にほぼ出づっぱりで大変だっと思いましたが、アダルトピップ(笠原サン)は時には中心に、時には影の様に舞台を支えて牽引されていました。シングルキャストなので長丁場、身体に気をつけて下さい。
ヤングピップの関戸サン。
少年から青年への切り替え(しゃべり方、声のトーン)、無知な少年から紳士へ変わる様子が、伝わってきました。
エステラの青木サンは、複雑な過去を背負った美しい女性を体現されていました。可愛らしい少女時代も必見。
(作品的にかなりの比重ある役なだけに久保サンが、どう演じるか楽しみです…来年までの我慢ですがf^_^;)
仲原サンのジョーは堅実で優しく、緒方サンのミセスジョーはパワフルで、作品全体が重い感じの中、藤原サンと明るい雰囲気を要所要所で見せてもらいました。ただ面白いだけでは終わらないのが緒方サンです。
藤原サン、開演前の説明、お客様の誘導直後の、舞台上での変わり身、切換が流石です。新代表としての責務は大変な事ですが役者、藤原啓児!楽しみにしているのでお体をご自愛なさって下さい。
他の方々も皆さん良くて(語彙が乏しくて申し訳ないです)
及川サンの紳士姿が新鮮。本当に裏役?と言うくらいの台詞量(ご本人もブログで書かれていました)をお疲れ様です。
藤波サンの教育係のあの立ち居振舞いの良さ。
山本サンの紳士(レイモンド)と使用人の裏役の楽しそうな事。
船戸サンの卑屈でいながら、深い情を持ったマグウィッチ。
石飛サンの静寂の中の深く激しい哀しみ。
山サキさんの冷淡で辛辣な弁護士の真情。
倉本サンの哀しみと悲痛の心の叫びが聴こえてきそうな老貴婦人のミスハヴィシャム。
松本サンの仕立屋の助手?と舞踏会の紳士役の綺麗な事(男役での美人度が上がってます…客演で観たのが悪魔メイクだっただけに凜とした顔を今年最後に見れて良かった)
千葉クンの素朴だけど強い意志を持った少女ビディー(舞踏会の場面、淑女にしては何だか可愛らしかった(^-^))
若林クン、フレッシュのお三方も頑張ってました。
舞台美術も素敵で派手な感じはないけど質の良さが物語りの世界観を支えて役者を引き立てていました。
幸せの価値観、人生論、色々と考えさせられる舞台でした。
”とるに足りない”かなり印象深い台詞でした。
来年のBチームの松本サン、芳樹サン、奥田サンを楽しみに年越しをしたいと思います。
余談1。
パンフレットの写真、モノクロで皆さん素敵(笠原サンがガチでカッコイイ)でしたが、独りマツシンのページは艶やかでドキッとします(*_*)
チラッ見える大胸筋が凄ッ…何処を目指してますか?マツモトさん(?_?)
余談2。
『トーマの心臓』DVDの速報のチラシが入ってました。
3月下旬発売予定らしいです。
収録内容も載ってましたが喜びとちょっと残念(期待していた収録が無かった)な感じです。
しかし、DVD化になるだけでも有り難い話しです。
でも、往生際が悪く欲を出して言わせていただければ、
第二弾も出して欲しいです。
そして松本ユーリ&仲原オスカーが観たい、あの奇蹟の組合せのリーディングが観たい。
<(__)>すいません。欲張りました。