形而上詩ってどんなん? -16ページ目

形而上詩ってどんなん?

詩は哲学。
哲学のない詩に輝きはない。
詩は想い。
想いのない詩に感動はない。
詩は無形。
詩は宇宙をその内に秘めて。





桜は散る時が一番美しい

厳寒の冬を耐え抜き

暖かな春を迎え

ゆっくりとその蕾を膨らませ

最初の一輪を咲かせる

一つの花が咲けば

文字通りこの世の春が訪れるように

3分咲き

5分咲き

7分咲き

そして満開になる

桜は咲いたそばから散ってゆく

花散らしの風

花散らしの雨

桜は満開になるほどに

向かい風にさらされる

花の季節は短い

その散りゆく姿に

人は己の人生を重ねる

皆が満開に咲き誇りたいと望みながら

いつ訪れるともしれない春を待ち

吹きつける寒風を

うずくまり

震えながら耐えている

冬が終われば春が訪れる

そう信じて

桜と共に咲き誇る日を

グッと堪えて待っている

散る桜は

人生の頂点を思わせる

その散りゆく姿は

努力を重ね

やっと成功を掴んだ人間の

華々しさと儚さを映す

散り方にこそ美学がある

どうせ散るなら

桜吹雪となって

見る人に感動を与えよう

自らの生きたすべてを

この一瞬に表そう

一片一片

静々と散るのは

秋の紅葉にふさわしい

桜となって咲いたなら

惜しみなく

パッと散ろう

散る桜にこそ美学がある

散らぬ桜を誰が見るのか

散る桜にこそ人生がある

投稿写真

あなたが見ているのは

いつでも過去

今を見て感じることはできない


認知によって世界はある

認知されなければ

それは「ない」ということ

多少なりとも認知されているなら

それは絶対的に「ある」ということ


世界には知らないこともある

知らないうちは存在しないけど

1%でも知ったなら

その100%が

世界に存在することになる

これは「世界の創造」だ


俺たちは新しいことを知るたびに

天地創造を繰り返す


認知による世界は

その認知によって変化する

世界は一つではなく

認知の数だけ存在する

自分の認知を変えれば

世界が変わる




齋藤 美宣