師弟ということ | 形而上詩ってどんなん?

形而上詩ってどんなん?

詩は哲学。
哲学のない詩に輝きはない。
詩は想い。
想いのない詩に感動はない。
詩は無形。
詩は宇宙をその内に秘めて。


さて。一部を敵に回すかもしれない話をしますか?
まぁ、一方的にするのですが……
不快に思われた方は、どうぞ俺から離れてください。

いきますよ?


「弟子募集」


はぁ? 何言ってんですか?
弟子を「募集」するって、ナニ?

俺は、弟子を募集するというのがありえないと思う。
そもそも、募集しなくちゃ弟子がつかない人は、
弟子を持つほどの人間じゃない。そう思う。

師弟というのは、厳粛なものです。
師弟の関係は、命懸け。
師匠のために弟子は死に、
師匠は弟子に自分の全てを託すのですよ?

「弟子募集」=「俺のために死ぬ人募集」

理解してますか?
あなたが今得ている成功を、弟子に譲る。
できるんですか?
弟子が危機に直面している。
何をおいても駆けつけられるんですか?

弟子になる人。
師匠が落ちぶれてもついていけるんですか?
見捨てますよね?
巻き込まれたくないですよね?
師匠が殺されそうになった時に、
盾になって死ねますか?
師匠が死んでも、師のために死ねますか?
死ねないでしょう?

師匠が弟子に授けるのは、
技術やノウハウだけじゃない。
人生の哲学を教えるんです。
生きるための指標、希望を与え、
死してなおその人を導くものを授けるんです。
だから、弟子をとるということは、
その弟子の人生に責任を持ち、
その弟子の人生を背負うということです。

いろいろ教えました。
成功しましたね。
あとは勝手にやってください。

こんなのは師弟関係じゃない。

成功してたかだか1年や2年の未熟な若造が、
弟子をとる? しかも、募集して?
ヘソで茶がプラズマになりますよ!

弟子を持てるほどの人には、
募集などしなくても人が慕い集うもの。
自分が否定しても、
弟子が師匠と崇めるもの。
そういう弟子の中から、本物が現れる。
次世代へ教えを継承する人材が出る。

外国で言う「メンター」や「グル」とは
一線を画す。
日本で言う「師匠」の意味は重い。
「師弟」に含まれる精神が違う。
「教師」と「師匠」は違う。
「生徒」と「弟子」は違う。

「弟子募集」なんてのは勘違い野郎が、
人を騙しているようなもの。
こんな輩を「俗物」と言う。
募集しているのは、せいぜい「右腕」だろう。

「師匠」は命懸けで
弟子を「自分と同じかそれ以上」に育て
自分の魂を留め、分身とする
「弟子」は命懸けで
師匠の全てを余すことなく吸収し
生涯師匠を宣揚して生きる


よく覚えておくといい。
弟子を募集している時点で、
すでに師匠たる資質を持ち合わせていない。
リーダーだからといって師匠にはなれない。