朝から太陽の光
久しぶりだよな
なんて思いながら
高ぶる心卸先へ
金曜日のせいか
朝早にもかかわらず
交通量が多い
悔しかったら
ムキになってでも動いて覚えて
黙らせ見返したれ
この間
そんな言葉を
小声で伝えた
まだ若いアルバイトの彼
現場のフォークマンや
アルバイトの先輩達からの
茶化す罵声 笑声に
表っつら戯けながらも
荷卸しする姿は
明らかに苛立ち空回りしてる
彼
教えるわけでもなく
ただ茶化し笑い罵声浴びせてる
現場のふざけた雰囲気
戯けてながらも苛立ち堪え
必死に荷卸ししてる姿
そんな光景に
俺自身徐々に苛立ちが増し
お節介ながらも
荷のさばき方 体の使い方を
言葉穏やか丁寧にかつ
苛立ち燃え盛る心中抑え
アドバイスしながら
一緒に荷卸しをした
彼はまだ若く
頭も柔らかいから
徐々に力みが抜け
動きに無駄がなくなり
体のバランスがとれ
表情声も和かに
荷卸し終え
勉強になりました!
ありがとうございます!と
目力強く微笑み御礼放つ彼に
肩を叩き強く握手し
小声で伝えた熱い言葉
そして
俺も彼に
心力をもらった
一時間半の時だった
悔しさ恥じを糧に
心技体磨き成長し
現場の先輩達のように
ならぬよう
親身になれる人に
なってほしいと
切に思った
今日も俺らしく 心熱く
精一杯懸命大切に
感謝 心に










