中学受験じゃない進路を考える -7ページ目

塾別合格実績2025千葉版

2025年の中学受験の塾別合格実績を千葉の学校に限定して調べてみました。

市進学院の合格実績公表が遅くて、速報にようやく出てきたいので、まとめてみました。

SAPIX、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研、グノーブル、市進学院、栄光ゼミナール、臨海セミナー8社の千葉県の主要中学校の合格実績を調べましたら、下表のようでした。

SAPIX

千葉の難関上位4校、渋谷幕張中、市川中、東邦中、昭和秀英中の合格者数で募集人数を上回っており、学力上位層が集まっているのが見てとれます。

早稲田アカデミー

渋谷幕張～専修大松戸まで多くの合格者が出ていますので、上位から中堅レベルまで広い学力層の生徒がいるようです。

四谷大塚

早稲田アカデミーと同様。県立中の合格実績はSAPIXを上回っています。

日能研

上位から中堅層まで幅が広いようですが、専修大松戸中の合格者が最多でボリュームゾーンか

グノーブル

小6在籍者数を公表しているのはSAPIX,早稲田アカデミー、グノーブルの3塾だけでした。

グノーブルは早稲田アカデミーの1割程度の在籍人数での合格実績ですから、SAPIXに同等の学力上位層が集まっています。

市進学院

芝浦工大柏中の実績2/22付更新で未公表でした。公立中高一貫校に強いですね。

栄光ゼミナール

専修大松戸中の合格実績が多いので日能研に近い層か

臨海セミナー

市川中から専修大松戸中まで学力層は満遍なく分布している様子。

中学受験２０２７　新5年生カリキュラム第２週目　効くかも？オンライン自習室ヤルッキャ”

中学受験新5年生カリキュラム第2週目は、例のオンライン自習室が期待の効果を発揮し、家庭学習が順調です！

今まではテスト前以外でこんなに家庭学習できたことがありませんでした。

息子を褒めたら、得意げでうれしそうにはしゃいでいます。

何がよいやらわかりませんが、いつくかのしかけが相乗効果で効き目あります。

ポイントがたまったらアマゾンギフトに交換できるご褒美のしかけ
見守りのスタッフがはじめとおわりに声をかけてくれる
ぼかし映像が画面に映って、他の生徒の勉強の様子がみえる
学習の様子のコマ送り動画をメール配信してくれる

この調子で続けれらるとよいのですが。

『中学受験２０２７　新5年生カリキュラム第1週目』2027年中学受験予定、新5年生カリキュラム第1週目が終わりました（というか過ぎてしまいました）早速、次の組み分けテストの予告もリリースされました。。プレッ…

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新５年生用に家庭学習計画アップデート！

第１週目の宿題に早くも追いこまれ、なんとかこなそうと親子で必死で向き合っております。

週３日通塾を実際に体験すると、小4の週2通塾はまだお遊びというか、余裕があったとつくづく感じます。

でもそれはそれでよいのですよね。4年生から塾一辺倒なんて健全とは思えませんし、他の習い事や活動をぜひやるべきです。

息子には英語を続けさせたかったのですが、本人の関心がすっかりなくなり、頓挫しております。(英語入試を敢えて受けるか？）

さて、新5年生カリキュラムに食らいついていくためにも、学習計画表を作り直さないといけません。(4年生の間ほぼ実効性はなく。。。）

新たにオンライン自習室ヤルッキャという武器を手に入れたので、

とりあえず、塾のない日はヤルッキャで家庭学習の時間をスケジュールに入れました。

（月）SAPIX通塾

（火）16:00-18:00, 19:30-20:30

（水）SAPIX通塾

（木）16:00-18:00, 19:30-20:30

（金）SAPIX通塾

（土）8:00-9:00, 19:00-20:00

（日）8:00-9:00, 19:00-20:00

まずは、あまり無理のないように

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三大工業地帯？

SAPIX新5年生の社会第1回授業のテーマが「三大工業地帯」となっているのに「あれっ？」と引っかかぅた方いらっしゃらないでしょうか？気になったのでテキストをじっくりと読み、調べてしまいました。

三大工業地帯とは、京浜工業地帯（東京都、神奈川県）、中京工業地帯（愛知県、岐阜県、三重県）、阪神工業地帯（大阪府、兵庫県）を指しているのですが、これに北九州工業地帯を加えて、かつては四大工業地帯と呼ばれていたが、エネルギー資源が石炭から石油に移行したことにより、地元に炭鉱のある北九州工業地帯は生産が伸びなくなり、他の工業地帯と格差がついた、とテキストにも説明がありました。小学生で習ったか中学生で習ったかあいまいですが、父もそのように習ったなあと思い出しました。

「四大」が「三大」に言い方が変わったのは理解できるのですが、昨今の社会・産業の変化から「三大」というのは今の実力を反映しているだろうか？とふと疑問に思い、調べてみました。

結論から先に言いますと、現代の工業生産の実績からみて、三大工業地帯という呼び方も今の実力とは合わないなと思います。　以下は理由と指摘です。

経済産業省の2023年の経済構造実態調査を参照すると都道府県別の製造業の生産規模の統計を見ることができます。

https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kkj/result3.html

1．愛知県が他を寄せ付けないダントツの生産高！

　　都道府県別の工業生産では愛知県が第１位。製造品出荷額は49兆円！ちなみに第２位は、愛知県に大きく開いて、静岡県の17兆円！また静岡県は愛知県に隣接しますが、中京工業地帯には含まれない地域とされています。第3位、第4位が阪神工業地帯を構成する大阪府、兵庫県が16兆円台で続きます。三大と呼ぶと3地帯が拮抗しているような印象になりますが、実績の数字はそうは見えません。中京1強です。

２．東京都は工業の発達した地域ではない！

　　都道府県別の製造業統計を関東地方に絞ってみれば、1番は神奈川県、東京都は実は最下位！

　　東京の場合は、都市として発達しすぎた結果、人口過密で地価高騰により工業用地、工業用水の確保が難しく、製造業の立地には向かない地域となっています。東京湾岸のかつては工場地帯だったところは、タワマン・ショッピングモールなど生活関連施設に置き換わってるのも衆知のところ。

３．工業地域のまとめ方に違和感

　SAPIXの地図帳では、埼玉県、栃木県、群馬県をまとめて関東内陸工業地域としていて、生産規模は関東内陸工業地域＞京浜工業地帯としてグラフを掲載していました。関東内陸工業地域とは初耳な言葉なので、地図帳を出版する帝国書院のウェブサイトの説明を読むと埼玉県は京浜工業地帯に含まれると説明があります。説明が食い違います。一方、千葉県は京葉工業地域を県単独で構成しているので、京浜や関東内陸より生産規模は小さいこととされているのですが、都道府県別でみれば、千葉県＞茨城県＞埼玉県＞栃木県＞群馬県の順位なので、千葉県単独の工業地域を小さく見せたり、茨城県はそもそも工業の発達した地域入っていないのは不当な扱いに感じるのは千葉県民だから？地続きでまとめるならば、京浜工業地帯と京葉工業地域をまとめて東京湾工業地帯と言ってもいいのでは？