Hello Ambitionistas!

 
一昨日の夜、最初の大統領選ディベート直接対決がありました。
 
{08E55E6E-C998-4A7B-A91E-FD4D9E28D9F3}

 
これまで、大統領選についてはカナリ遠くから見てました。
 
正直、政治には詳しくないし、いずれDonald Trumpは消えるだろう…と思って(願って?)いたので、いちいち追いかけなくていいかなぁ~なんて考えていたんですよね。
 
まさか、Donald Trumpがここまで来るなんて思いませんでしたガーン
 
 
だって・・・
 
・ 何かマズイこと言っちゃってから、後から訂正が非常に多い。
 
・ ディベートが子供っぽい
日本の政党みたいに、相手を攻撃することしかしない。
 
・ 6回(!)自己破産している
決断力がないか、正しい決断が出来ない典型的な証拠じゃないですか?
 
他にも、上から目線で、何か生理的に受け付けないところ(あの手の仕草とかゲロー)など沢山あるんですが、
 
それでも彼を支援しているアメリカ人が多数いる、ということに驚いています。
 
 
 
それは、先週のU2 BonoのCharlie Roseインタビューでの発言が、とても上手く表現していると思いました。
 

 
 
America is the best idea the world ever came up with. 
 
But Donald Trump is potentially the worst idea that ever happened to America."
 
 
"アメリカは、世界が考えだした最高のアイディアだ。
 
だが、ドナルド・トランプは、アメリカに起った最悪の事態かもしれない。"
 
 
アメリカは最高のアイディア、というのは、
「人類が、一番洗練された状態を目指せる国」、という意味が込められている気がします。
 
 
 
このブログでも鬱陶しいくらい書いていますが、
 
「自分らしくいることが出来る自由」
 
って、Humanity=人間らしさ を実現する最高の条件だと思います。
 
 
アメリカは、それを国のアイデンティティに掲げ、夢を夢で終わらせない、実現させることが出来る場所です。
 
少なくとも、それを目指した言動を目の当たりにします。
 
それが、アメリカ人が自国を誇りに思っているところであり、アメリカを目指す外国人が憧れ、時には嫌悪される部分なんだと思います。
 
 
 
それが、トランプのような人間が大統領になことで、「アイディア」としてのアメリカではなくて、他の国と同じような、普通の国に成り下がってしまう、というのが、Bonoの視点であり、私がなるほどな、と思った部分です。
 
 
 
トランプの経済政策や外交政策は、国としてのアメリカを守る、内向きで他国を突き放すようなものです。
 
アメリカという国は守れても、アメリカ人が誇りに思う「アイディア」としてのアメリカからは遠ざかってしまうでしょう。
 
トランプを支援している人は、それに気づいていないのか、気づいているけどそんな事はどうでもいいと思っているのか分かりません。
 
もしくは、「世界のアメリカ」でなくなってもいい、と思っている人も多いかも知れません。
 
背に腹はかえられませんから。
 
 
 
繰り返しになりますが、私は政治については詳しくは分かりません。
ただ、人としてトランプを見た時に、全く信用出来ないところがある。
 
アメリカ大統領は、リーダーシップが命。
 
信頼のない人間は、良いリーダーにはなれない。
 
Eメール問題で、Hillaryも信頼性が欠けている、と言われればそうなんだけれど、
 
トランプはもうなんだか次元違いガーン
 
 
 
第一回のディベートは、トランプの挑発にのらず、感情を上手くコントロールしたヒラリーが圧勝、といった印象でしたが、これからあと二回こういったディベートがあるそうです。
 
 
外国人の私は、見守ることしか出来ないのだけれど、
 
「アイディア」としてのアメリカに憧れて移住してきた一人としては、アメリカが「普通の国」に成り下がってしまうのは、何だかとても悲しい気がしています。
 
 
 

facebook Facebookページをいいねいいねするとブログの更新情報が受け取れますラブラブ

 お問い合わせはこちらから

ハート① こちらもクリックで応援お願いします晴れヤシの木
ブログランキング・にほんブログ村へ