高額現金の落とし物のその後 | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

昨年1月30日に、札幌市北区にある資源ごみ回収施設内で、作

業員が回収したごみの中から現金1000万円を見つけました

 

1000万円は、何にも包まれておらずそのままの状態で、台の

上に雑紙などを並べている最中に見つかりました

 

中身はすべて1万円札でした

 

札幌市は警察に届を出しましたが、持ち主が見つからないた

め警察が2月21日に公表しました

 

すると、警察に「自分が持ち主かもしれない」と申し出る人

が多数現れたのです

 

その問い合わせの内容としては、

 「北海道旅行中に1000万円を失くした」

 「認知症の祖父母が一緒にごみに捨てたんじゃないか」

 「酔って500万円失くしました」

など、警察に問い合わせが相次いだのです

 

お金って、有る処には無造作に有るものなんですね

 

旅行するのに現金で1000万円を持ち歩いたり、祖父母の所に

1000万円の現金があったり、500万円の現金を持って飲み歩

いたりするんですからね

 

そして、今回発見された1000万円とはあきらかに状況が異な

っていると思われる場合でも、もしかしたら自分のお金かも

知れない、と届け出るものなんですね

 

本気でそう思って警察に届け出たのでしょうかね

 

もし虚偽の申告だと分っていての届け出だとしたら、詐欺行

為にはならないのでしょうかね

 

結局は、受け取れなかったので詐欺未遂ですがね

 

よくある遺産相続の醜い争いのごとく、自分のお金でもない

のに機会があれば1円でも多く己のものにしようとするもの

なんですね

 

警察に自分のお金ではないかと申告した人は、氏名・住所・

電話番号・職業・場合によっては家族構成など自分のプライ

バシーの全てが警察に資料として残されているのでしょうね

 

不労所得を得る為には、恥も外聞もないんですね

 

なんか、そんな人の浅ましい言動に虚しくなりますね

 

でも最終的に、警察によると4月30日までに持ち主が現れなか

った為、1000万円は札幌市に所有権が移ったのです

 

つまり、自分が落とした(無くした)お金ではないかと警察に

申告した人達の中に、該当者はいなかったと言う事です