国連平和維持軍の役割 | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

 

国連平和維持軍とは、国連の平和維持活動のために編成される

国際混成部隊のことです

 

国連平和維持部隊は、多くの国々から派遣された兵士、軍人、

警察官、文民職員から構成されます

 

 

ロシアがウクライナに侵攻して、1年が経過しても未だに終戦

の目途は立ちません

 

ロシアは当初攻撃しているのは軍事施設のみ、だと言っていま

したが今はそれが真っ赤な嘘だと言う事を、全世界が知る事態

になっています

 

一般住宅や学校や病院までも爆撃して、民間人の子供や女性や

年寄りが大勢犠牲になっているのです

 

特に病院などの医療施設を攻撃すると言う、非人道的なことは

決して許される事では無いのです

 

ま、戦争そのものが許される事ではありませんが

 

ウクライナとロシアの停戦協定についても、ロシアは最初から

到底認められるはずの無い要求を突き付けているので、そもそ

も停戦の意思など微塵も無いのでしょう

 

今回の、ウクライナになぜ国連平和維持軍が派遣されないので

しょうか

 

ウクライナ各地でロシア軍による攻撃が続く中、現地に軍隊を

派遣してウクライナ側を助けようとする国が出てこないのは、

1国や2国ではその国が即ロシアの敵国になってしまうからな

のでしょう

 

だから、ロシアの侵略に反対する国は直接軍隊を派遣する事が

出来ずに、ウクライナ側に武器を提供したり援助物資を送った

りして、後方支援を行っているに留まっているのです

 

 

それでは、国連が国連平和維持軍を派遣してロシアに対抗する

事は出来ないのでしょうか

 

こういうときにこそ、多国籍の国連軍がロシアに対して無謀な

侵略を即刻中止するべく立ち上がるべきだ、と思うのです

 

国連安全保障理事会には、国際の平和と安全を維持する為に、

集団的行動をとる権限と責任が与えられています

 

そして、国際社会は安全保障理事会に平和維持活動の承認を求

めるのが通例となっています

 

つまり、国連平和維持軍の派遣を決定するのには、安保理理事

国15カ国のうち9カ国の賛成が必要になるのです

 

しかしその前に、中国、フランス、ロシア、英国、米国の常任

理事国5カ国のうち、1カ国でも反対票を投じた場合には提出

された案件は、否決される事になっているのです

 

そして、今回は提案対象の当事者が常任理事国のロシアである

ので、最終的に安保理の中で平和維持軍派遣についての合意が

まとまるはずが無いのです

 

これは、常任理事国が当事者になる事を想定していないので、

早急に例外事項を設けるべきなのです

 

今のままでは、国連の役割は何も果たせない事になります

 

要するに、今後もし常任理事国の中で今回のロシアと同じ行動

を取る国が出た場合、国連は理不尽な侵攻に対してもなすすべ

も無く、今回の様にただ傍観する事しか出来ません

 

それでは、国連平和維持軍は有名無実と言う事になるのです