東日本大震災以降の原発 | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

悪夢の東日本大震災から11年が経ちました

 

原発事故による災害からの復興をとげる為には、廃炉を着実

に進めることそして周辺環境への放射線リスクを低減する事

が必要なのです

 

政府が、復興と廃炉の両立を方針として取り組んできた成果

が、今現在何処まで実現されているのでしょうか

 

 

2011年3月11日午後2時46分、東北沖で国内観測史上最

大のマグニチュード9.0の地震が発生しました

 

それにより、巨大な津波が押し寄せるなどしてこれまでに確認

された死者と行方不明者は、1万8425人となっていて甚大な

被害が出ました

 

また、関連死を含めた全国の死者と行方不明者は少なくとも

2万2200人に上るのです

 

この地震で、巨大な津波が原発に押し寄せ東京電力・福島第

一原子力発電所の原子炉建屋で爆発が発生して放射性物質

が放出されて、周辺住民が避難を余儀なくされました

 

そして、被災地の復興と同時に防災対策や予防の計画や実

施など、東日本大震災を教訓とした考え方が日本中に浸透し

たのです

 

天災である地震や津波の被害は、予測も防ぐ事もとても難し

い事だと思います

 

でも、原子力発電所の災害は間違いなく人災です

 

そこに原子力発電所が無ければ、起こらなかった事故であり

災害なのです

 

 

当初、原子力発電所の導入の際に

・空気を汚さない

・安定した電力を供給できる

・安全な発電設備である

・設置地域に貢献できる

等と、安全神話を謳っていました

 

原子力発電所を設置した地域住民や国内の人達も、国のお墨

付きもあり全幅の信頼をして導入を推進しました

 

それが、東日本大震災で全てが虚構であったことが実証され

たのです

 

地震国の日本には、原子力発電所の安全神話など有り得ない

ことなのだ、という事なのです

 

それに、原子力発電所から出続ける高レベル放射性廃棄物の

最終処分場をどこに造るか、という大きな問題を解決しないまま

見切り発車した現実もあるのです

 

子力発電所の事故が如何に大規模な損害、損失を生むかを

白日の下に晒されたのです

 

東日本大震災での福島原子力発電所事故は、今後何十年掛

かっても解消されない事が山ほどあります

 

現在も福島の原発で被害を受けた人々は、多くの問題が解決

されないままの生活を強いられているのです

 

そして、国と東京電力が提唱している残りのおよそ30年で、

果たして廃炉の作業を終えることが出来るのでしょうか

 

また、今現在も毎日汚染水が発生しつづけているのにもかか

わらず、溜まっていく一方の汚染水の最終処分方法について

の問題も全面解決には至っていないのです

 

にも拘らず、国も電力会社も今も安全神話の崩れた原子力発

電の使用をやめようとはしません

 

もしこのまま原発を使用し続けるとしたら、国は国民の生命と

財産と安全を守る、と言う責任を放棄する事になるのです