第5弾 長いだけの長期政権 | 終活オヤジの独り言

終活オヤジの独り言

今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

前政権(安倍内閣)のパフォーマンス第5弾です

 

2020年9月16日、安倍内閣が総辞職しました

 

安倍晋三前首相の在職日数は2012年12月の第2次安倍

内閣発足から連続で2822日で第1次内閣を含めると通算

3188日になります

 

そして通算在職日数で桂太郎元首相(2886日)、連続在職

日数で大叔父の佐藤栄作元首相(2798日)を抜いて、いず

れも歴代最長です

 

これで、安倍前総理は歴代1位の長期政権としての金字塔を

打ち立てる事が出来たのです

 

安倍前総理の一番の目標は、1日でも長く総理大臣で居る事

にありましたから、その為に色々な努力をしました

 

 

まず2017年3月の党大会で連続2期6年の自民党総裁の

任期を連続3期9年に党則を変えてしまったのです

 

これがなければ、目標を達成する事は出来なかったからです

 

また森友学園、加計学園、桜を見る会などの問題は全て事実

を公にする事は無く、有耶無耶にする事で自身の責任から逃

れて危機を回避したのです

 

“もし、私が何らかの形で関わっていた場合は、総理も議員

も辞める事にします”と口にしてしまったので、絶対に自分

の非を認めるわけにはいかなかったのです

 

そして、関係者のありとあらゆる忖度にも救われたのです

 

これらの問題の一つでも解決に至っていたのなら、目標の達

成には至らなかったはずです

 

 

私は、前政権(安倍内閣)の全てを否定はしません

 

長い間には、実績を上げた政策も有るはずです

 

きっと日本にとって、必要な政権だったのでしょう

 

それでなければ、余りにも国民が惨めです

 

只々長期政権に踊らされただけ、と言う事になりますからね

 

 

例え、韓国や北朝鮮や中国やロシアなどとの外交関係が何の

進展も成果もあげられなかった、としてもです

 

また、アベノミクスとして安倍内閣が構想した経済政策の、財

政出動・金融緩和・成長戦略の3本の矢が、本当に日本経済

回復の起爆剤となったのでしょうか

 

そもそも、日本経済は回復したのでしょうか

 

そしてここ10年国民の生活が少しでも豊かになった、という

実感がまるで無いのに、政財界は前政権(安倍内閣)に対し

て一定の評価をしているのですから、きっとその人達にとって

はそれなりに納得のいく政権だったのでしょう

 

 

兎に角、ただ長いだけの長期政権は間違いなく前政権のパフ

ォーマンスにしか過ぎない、と私には思えるのです