私は子供の頃、おとなしい子だねぇ~、とよく言われました
でもおとなしい、と言われるのには訳があるのです
それは、自分に自信が無いからです
社交性に欠け、積極性に欠けているのです
つまりおとなしい、と言う事は私にとって欠点なのです
例えば、話をする時に口から声を出す前に頭の中で色々な事
を考えてしまうのです
・これは正しい事なのか
・これを言うと相手はどう思うのか
・もっと話を整理できないか
・今、話すべき事なのか
などと思っている内に話が次へ進んだり、他の人が自分が言
おうとしていた事と同じ事を話されたりするので、自分が話す
機会が無くなってしまうのです
そうなると、益々話をする機会が失われ最終的には聞き手に
回ってしまう事になるのです
つまり、おとなしいのではなく只々小心者で引っ込み思案で
自分の言いたい事を素直に言えない、という事なのです
だからおとなしい、と言う言葉は私にとって誉め言葉ではな
いので少しも嬉しくないのです
その性格は、大人になっても変わりませんでした
だから人畜無害、等と言われたりもしました
そんな社交性に欠ける私が選んだ職業は、技術職でした
多くの人と話をしたり関わり合う営業職は、私の性格では絶
対に無理だと思えたのです
その選択は、私の人生に於いて大正解でした