中学卒業で就職した人達を“金の卵”と言われた時代があり
ました
その後、高等学校が義務教育のごとく高校進学が普通の事に
なりました
そして現在は、親が子供に与える教育として大学進学が当然
の様になりました
でも、子供達は大学で何を学んでいるのでしょう
と言うよりも、何を学ぶ為に大学へ行っているのでしょう
大学へ入る事が、勉学の最終目標になってはいないだろうか
本当に自分が学びたい事を学ぶ為に、大学へ行っているの
だろうか
親も子供も大学へ、それも有名大学や一流と言われている大
学へ入学することが、大学で何を学ぶのかと言う事より最優
先させいないだろうか
子供達は確かに受験勉強で、大学に受かる為の勉強を沢山し
た事で色々な知識を得る事でしょう
だけど、受験勉強に関係のない一般常識や日常のごく当たり
前の習慣やマナーを知らない大学生が多すぎる、と私は感じ
ているのです
そんな大学生が社会人となった時、受験勉強で得た知識以外
何も知らない、という事では困るのです
中学や高校の卒業生ならまだ分かるのですが、社会人として
の教育は全て会社が行えば良い、とでも大学側も大学生達も
考えているとしたらそれは問題です
今の社会は、一般化された大学卒という肩書ではなく中身に
期待しているのです