音響メーカーに就職 | 終活オヤジの独り言

終活オヤジの独り言

今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

レコード部門と電機部門を持っている音響メーカーに就職し

4月から働き始めました

 

私の仕事の内容は、音響製品の設置、調整、修理です

 

当時のステレオもテレビもラジオもそのほとんどは、まだ真

空管アンプを使用していました

 

やっとトランジスタの音響製品が出始めた時期でしたね

 

音響製品の修理は私にとって、とても楽しい仕事でした

 

東京オリンピックが開催される年だった影響で、白黒テレビ

よりもカラーテレビが一気に普及したのでした

 

当時私の給料は、1万3,600円でした

 

そしてカラーテレビは1インチ1万円でしたから、16インチの

カラーテレビは16万円でしたね

 

世の中は、東京オリンピックをカラーで観たいという事で私

の年収以上のカラーテレビがどんどん売れたのでした

 

当時は、カラーテレビを設置するのに一台ごとに色むらをな

くする為に、カラー調整をしなくてはなりませんでしたからと

ても忙しい毎日でした

 

日本中をわかせた東京オリンピックを、会社の仕事場でカラ

ーテレビの調整をしながら観る事が出来たのは、仕事上の特

権で得した気分で嬉しかったですね