秋分の日は、国民の祝日で「国民の祝日に関する法律」によ
ると、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことと
記されています
秋分の日は、お彼岸の中日にあたります
そして、お墓参りをしたり、おはぎを食べたりする習慣があ
ります
おはぎは、餅米を粒あんで包んだもので、萩の花に似ている
のでおはぎと言われたという説があります
また、おはぎに使われる小豆の赤は、魔除けの意味があると
され、先祖に供えられたのです
今年の秋分の日は、今日9月22日です
今年の、と言ったのは秋分の日は固定されていないのです
昨年2023年の秋分の日は9月23日でしたし、2025年と2026
年と2027年も9月23日なのです
ちなみに、次の秋分の日が9月22日なのは2028年です
その年によって秋分の日の日付が変わるのは、太陽と地球の
位置関係から求められているからなのです
秋分の日は『秋分が始まる日』のことです
秋分が始まる日は、太陽が秋分点を通過する日を観測して求
められます
秋分点とは、太陽の通り道と、地球上にある赤道を天に延長
した天の赤道が交わる点のことです
秋分点の上を太陽が通る瞬間が秋分です
秋分が起こる日は、太陽は真東から昇り、真西へ沈みます
そのため、昼と夜の長さがほぼ同じになるのです
そして、秋分の日を境に夜の長さがどんどん長くなって、反
対に昼の長さが短くなっていきます
暑さ寒さも彼岸まで、と言います
夏の暑さ(残暑)は秋分(9月20日前後)頃までには和らぎ、凌
ぎやすくなる、という意味です
札幌は、本当に過ごしやすくなりました