大阪府民の橋下知事支持率が高い。
安定した職の大阪府の職員に対するやっかみのような気持ちも強いのかもしれない。
まあ、公務員の方々はつらいところですね。
あんなに、労組との交渉までテレビで放映されるとゴリ押し作戦も遂行できない。
関西は社会主義勢力というか共産勢力というか反政府勢力というか進歩勢力が強いけど、意外に読売新聞が購読者数1位で、2位を朝日新聞と産経新聞が争う。
あきらかに大阪の産経新聞は朝日新聞よりも紙面薄いのに。不思議。
関西のメディアでは橋下知事に好意的な論調も見られる。
下記のような記事があるのはチェックしてたけど、アップするの忘れてた。
なかなかウィットに富んでいておもしろいコラムだと思う。
産経新聞は出し惜しみせずにどんどんすべての記事をネットでオープンにすべき。
一般人が書き込めるコメント欄も他の大手紙に先駆けて準備すべき。
チャンスだと思う。
産経新聞の購読者のうち産経新聞を支持している人の割合は非常に高い。
しんぶん赤旗や聖教新聞のように。日経新聞もそうかな。
もし、朝日新聞がasahi.comの記事にコメントを受け付けるようになったらあっという間に炎上する。朝日新聞の意見に批判的な人の声が多いことが大っぴらになってしまう。
だから、朝日新聞はネットの記事にコメント欄を設けることができない。
(おそるおそるアスパラクラブのコラムにはコメント受け付けていますが)
新聞のトップページをいちはやくフルカラーにした産経新聞は、韓国の新聞のように、ネットで流すニュースにコメント欄をつけてほしいな。
そうすると、アクセス数もががっと増えますよ。
朝日新聞、読売新聞、日経新聞3社の「新s(あらたにす)」が講談社のKING以来の大はずれ状態だし。
(あらたにすは、2年後に大赤字を抱えて解消する場合は責任者がちゃんと責任をとってほしい。スタート時からみんなコメントもスルー状態なんだから)
産経新聞 平成20年(2008年)5月25日 日曜日 13版 総合2
■古典古典 立命館大学教授 加地伸行
えらいことですなあ。料理の 残りもんの使い回し。
さすがは船場吉兆。ふつうの 者には真似ができん。もったいない精神からとのことと、使い 回しに小理屈をつける女将(おかみ)は大したもんだ。料理の理論化で、文化功労者となった初代はどのように思うだろうか。
あの女将と、「もったいない」を連呼して当選した嘉田由紀子滋賀県知事との「もったいない対談」をだれか企画してはいかが。
使い回しはどこの店もしているのではあるまいか。あるうどん屋、おいしい店なのだが、サービスに薄く切ったかまぼこを一片(ひときれ)載せる。けれども、見るからに添加物こてこての真っ赤な色つき。そんなもの、危ないから残していたが、そうか、この次は、残すけれども使い回しができんように噛み切っておこう。でも、それって、もったいないような、そうでないような・・・。
こういう馬鹿馬鹿しい事件が起きたのは、大阪の劣化の一つ。メディアは、吉兆を老舗(しにせ)と報道するが、真の老舗とは、例えば金剛組。六紀の四天王寺建立(こんりゅう)以来、連綿と続いて現在も大阪市で活動している寺大工・建築業者。この金剛組のことを知っている大阪人は少ない。
そうした劣化の1つとして、こういう体験があった。
あるパーティー。円卓を囲んで私の隣席に大阪府幹部職員のA氏。なかなかの人物で、話がはずみ、談、教育問題に至り、私はこう言った。「高校生に漢文の面白さを伝えたいし、教員のために模範授業をしてもいい」と。A氏は「それはいいですね」と共感し、一人置いた隣席にいた府教育長B氏に「加地先生が高校で漢文の模範授業をしてもいいと言っておられます。どうですか」と言った。すると、B教育長は、なんとこう答えたのである。「それなら講師登録してください」と。A氏も私も唖然(あぜん)とした。
分かっていないとはこのこと。私は府立高校非常勤講師を志望しているのではない。特別講義、大阪の教育への協力という社会貢献なのである。
この教育長はもう退職しているが、橋下徹大阪府知事の改革に対して「荒っぽい案」と批判していた。相い変わらず分かっていない。
橋下知事は、なにもかも切り捨てて大阪を破壊しようとしているのではない。聖域を置かず、すべて見直し、<さしあたり不要不急のもの>を洗い出し、可能な予算を組もうとしているのである。見上げたもので全国広しといえども、水脹(みずぶく)れとなった地方公共団体予算に徹底した切りこみを行おうとするのは彼がはじめてではないか。
橋下知事は<公>を第一としている。大阪の劣化とは、公や歴史の誇りを持たず、<私>に偏るところにある。いわば、橋下知事を頂点とする改革派は公を前面に、抵抗派は私を前面に出しての全面対決という構図か。
橋下知事よ、がんばれ。「やってみなはれ」。抵抗して文句を言っている人たちは、有り体に言えば、予算を削られる、つまりは自分たちが貧しくなるということが納得できないと言っているのである。そういうのは、昔からあるので気にするな。『論語』憲問篇はこう言っている。「貧(まず)しくして〔しかしそれに耐(た)えて〕怨(うら)みなきは〔なかなか〕難(かた)し」と。
(かじ のぶゆき)