米澤穂信さんの「ボトルネック」を読みました。



     エクスタピアス-100421_1949~03.jpg




☆あらすじ
恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。…はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの姉に出迎えられた。どうやらここは『僕の産まれなかった世界』らしい…。








☆感想
こういうよくある感じのストーリーでこんな残酷な結末に持っていかれるとは思っていませんでした。淡々と書かれているけれど、主人公の境遇は傍から見ると大変だなぁと思います。でもそれを主人公は、受け止めているというか無理矢理納得しているのが凄いなと思いました。 最後の一文が印象的で、とても残酷でした。読み終えた後の独特のもやもやが意外と好きです(笑)