アレックス・シアラーさん、金原瑞人さん訳の「世界でたったひとりの子」を読みました^^




   エクスタピアス-100323_2127~01.jpg




☆あらすじ
はるか遠くに緑の土地がある。いつの日か、あの場所に行こう。タリンが知っているのはこの部分だけだった。出だしの歌詞と切れ切れのメロディーだけ。 ほんとうの歌なのか自分が頭の中でつくりあげた歌なのかそれもわからない。世界はぼくらに復讐する。







☆感想
SFです。
そう遠くない未来、老化を防ぐ薬が発見されて誰もが若く年を取らなくなった時代という設定です。
平均寿命は150~200歳。
しかし長く生きられるようになった代わりに、殆ど子供が出来なくなってしまう。
主人公のタリンは、そんな世界では珍しい『本物』の少年です。
自分と同い年の子供と一緒に遊んだ事がなく、見た目が同い年のような子供がいたとしてもそれは『本物』の子供では無かったりします。
確かに誰もが死ぬ事も、老いる事も、怖くて出来るならそうなりたくないと思います。
でも一生子供のままだったら?
そう考えるとちょっと怖いです。
ずっとタリンが可哀想な感じなんですが、最後に幸せになってくれて良かったです^^
色々と考えさせられる小説でした。