2010年初めて読んだ本は桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」です!!
☆あらすじ
大人になんてなりたくなかった。傲慢で、自分勝手な理屈を振りかざして、くだらない言い訳を繰り返す。そして、見え透いた安い論理で子供を丸め込もうとする。でも、早く大人になりたかった。自分はあまりにも弱く、みじめで戦う手段を持たなかった。このままでは、この小さな町で息が詰まって死んでしまうと分かっていた。実弾が欲しかった。どこにも行く場所がなく、そしてどこかへ逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。山田なぎさー片田舎に暮らし、早く卒業し、社会に出たいと思っている。海野藻屑―自分のことを人魚だと言い張る少し不思議な転校生の女の子。二人は言葉を交わして、共に同じ空気を吸い、思いをはせる。全ては生きるために、生き残っていくために…これは、そんな二人の小さな小さな物語…。☆
☆感想
桜庭さんって女の子の世界を描くのが、ほんとうに上手いなぁって改めて思いました。
かなり悲しくてシュールだけど、そんな中に日常の部分が垣間見れて妙に現実的でした。
藻屑の背負っている不幸とか、父親の行き過ぎた感情表現とか、ずっと引きこもっているなぎさの兄とか、皆それぞれ何かを抱えている所がとても印象的でした。
桜庭一樹さんにハマりそうです(笑