「伊東オークラボウル」跡を確認して,9時前に伊東市内を発つ.

 

 

 XYLが新型コロナウイルスをもらってきたという「疑惑」の体調不良を訴えているので,なるべく早く帰宅しようとは思うのだが,わざわざ「ホテル暖香園」に一泊しているので,どこにも寄らずに帰るのだったら,前日に「ダンコーエンボウル」で投げた後に,そのまま帰っても間に合っている.

 そうなると,全く今回の旅の意味がなくなってしまうので,どこか一箇所は寄って行こう,ということに.

 

 とすると,筆者の未訪センターはこの方面にはないので,長男の未訪センターで,自宅から行き辛い所……となって,「湯河原パッキーボウル」一択かと.

 伊東からは1時間も見ておけば大丈夫だと思ったのだが,途中で案の定,渋滞に捕まったものの,意外に早く動けて,半時間そこらで湯河原町に入った.

 

 一応,「湯河原パッキーボウル」に立ち寄ってみたが,まだ開いていなかった.

 まあ,仕方ないか.

 

 「湯河原パッキーボウル」の営業時間は,平日も土日祝も10時からなので,適当に時間を潰そう.

 前回は,湯河原駅から路線バスで来ているが,そのバスが随分と奥まで走っているようだったので,その終点を探訪してみたりする.

 

 9時50分頃になって戻ってくると,入口が開いていた.

 

 ということで,入ってみる.

 入口の傍には,プロショップ.

 ……ん?

 ……あれ,もしかして…….

 何か,よく知ってる人の色紙だった……(笑)

 しかしまあ,この階段を登らなければならないのは,想定内とはいえ仕方ない.

 

 

 これは前回に経験してわかってはいる.

 

 ところが,フロントに行くと「大きなバッグ持って来てもらって申し訳ないんですが……」と言われる.

 

 もしかして「貸切」とか……と,かつての「芝グランドボール」の悪夢が脳裏を過る.

 

 
 しかしどうやら,2階の8レーン(9~16番)を使う競技会らしく「もう1フロア登った3階になってしまうんです」と.
 であれば,まあ仕方ないか.
 前回は,3階が使われていなくて見ることもできなかったので,今回それも確認できると前向きに捉えよう.
 
 3階も,基本的には2階と同じような造りになっている.
 オーバーヘッドモニタがなく,ベンチのモニタのみ.
 ベンチ形状も同じようだ.
 レーンは右端の7・8番を指定された.
 1番レーン側から眺めてみる.
 片隅には,こんなのも置いてあった.
 塞がれたような丸い窓が気になるなぁ…….
 何かが貼ってあるというよりは,塗りつぶされたような感じだった.
 
 背後には,子供用というよりは障害者用みたいな造りの投球補助スロープが.
 しかし,その裏の階段には,別に「立入禁止」みたいな表示もない.
 ちょっと上がってみる.
 単なる物置代わりになっているのか.
 別に屋上に出られる,とかではなかった.
 
 結局,2階で競技会が催されていたので,我々を含めた一般客は3階に通されていたようだ.
 何組かの家族連れが入ってきたが,手ぶらで来てハウスシューズとハウスボールならば2階でも3階でも大差はなかろう.
 しかし,会員ロッカーはほぼ3階にある(2階のフロントなどの真上がロッカー室になっていた)ようで,だとすれば,会員などが中心であろう競技会を3階にするほうが自然な気もするのだが…….
 実際,何人もの会員と思しき人たちが,3階にボールやら何やらを取りに来ていた.
 
 レーンの状態は,前回の2階と同じような感じ.
 
 「ホテル暖香園」の温泉の効果か,右手首が大分落ち着いてきたので右投げで始めてみる.
 まあ,一度投げているセンターなので,無理はしないでおこう.
 第3ゲームに,どうにかダブルが出たので,まあいいか.
 
 第2ゲームの10フレ3投目が勿体なかったな……2-10スプリットもメイクしているのに.
 
 第4ゲームから左投げにスイッチしてみたものの,こちらも今一つ……どころか,150程度しか出なかった.
 最終の第6ゲームでダブルが出た程度.スペアの後にガターとかもやらかしているので,何とも…….
 
 3階までボールを担ぎ上げたのが堪えたのだろうか…….
 
 こちらは散々だったが「まあ二回目のセンターだから……」と諦めモード.
 
 しかし,長男も苦戦しながらも,最後に200UP.

 これで,今回は全センターで,二人のどちらかが200UPを達成することができた.

 

 

 ジョイランドみしまボウルでは,長男が3ゲーム連続200UP.

 ココレーン三島店では,長男と筆者(右投げ)が200UP.

 松崎ボウリングセンターでは,筆者(右投げ)が200UP.

 赤沢ボウルでは,筆者が左右で200UP.

 ダンコーエンボウルでは,長男と筆者(左投げ)が200UP.

 そして湯河原パッキーボウルでは,長男が200UP.

 

 何だか,壮大な「チーム戦」をやってきたような気がする.

 ここのスコアシートは,10フレが最終投球しか表示されないので,1投目・2投目でスペアだと,どういうスペアだったのかがわからなくなってしまう.

 

 なお,ここの料金は全日600円/Gで,中学生以下が500円/G.

 そのため,高校生の長男は大人と同じになってしまうので,二人で6ゲームずつ投げると7,200円になってしまう.

 「パッキーボウル」なんだけど,パック料金がないのは,多く投げ込むには不向きではある.

 会員は150円引きらしいが,年会費などがどこにも出ておらず謎.まあ,どう考えても元が取れるほど通えるとも思えないが.

 真鶴町・湯河原町・熱海市のいずれかに在住・在勤(恐らく在学も)の場合は「地元割」として1ゲーム当たり100円引きにはなるらしい(しかもどうやら「自己申告」らしいが……).

 せめて「地元割」が,「湯河原温泉に宿泊」でも適用されればなあ…….

 

 ということで,2泊3日で6センターなので,ちっょと消化不良かな,とは思うのだが,道路が混む前に帰宅.

 西湘バイパスに入るまでがそこそこ渋滞したものの,西湘バイパスに入ってしまえばスムースで,江の島のすぐ手前まで国道134号で進み,そこから「地元民ならではの裏道」経由で帰宅した.

 結局,昼過ぎには帰り着いたので,経路の選択は正しかったようだ.