先日の「ハマピック」の際に,一緒に「少年男子」の部に参加していたK君のお父さんから聞いた「ミネボウル」の閉店情報.
既に訪問済なので,それほど興味はないかもと思いつつ,kanewさんに伝えたのだが,その返事の中に,千葉市にある「CROSPO千葉浜野店」の閉店情報があった.
kanewさんによると,レジャー系のアミューズメント施設内に「ボウリングのレーンもある」という感じなので,あまり行く価値がないかも,とのことだったが,たまたま午後半休が取れそうだったので,行ってみることにした.
「CROSPO(クロスポ)」という言葉に,どこかで聞いたような……と思ったら,同じような施設に「CROSPO八王子店」というものがあり,これはまさに「ラウンドワン八王子店」が閉店した後に「居抜き」で入った施設だ.
なお,kanewさんとのやり取りの中では,4月23日(日)に「川崎グランドボウル」で開催された「全国ひだり会」の件もあったのだが,この日は前述のとおり「ハマピック」と重なっていたため参加できなかったことなどもお伝えはしている.
さて,「ラウンドワン横浜駅西口店」から,いつものように「In2ition」(左投げ用)と「AccuLine TourPremium IV」(右投げ用)を引っ張り出して,内房線直通電車で浜野まで向かう.
駅から歩くこと10分足らずで,「CROSPO千葉浜野店」があった.
駐車場はかなりのキャパシティがあるようだが,今回は電車で来た.
「リアルゲームパーク」と銘打っているが,ざっと調べたところ「サバイバルゲーム(サバゲー)」が売りらしい.
ボウリングの優先順位は,あまり高くないようだ.
入口と思しき所に近付く.
朝9時からと,このような施設の割には早くから開いているらしい.
子供向けの「遊び場」を紹介するサイトでも高評価らしい.
なのに,何故に閉店するのか.
お決まりのように「賃貸借契約の終了(満了)」を理由としてはいるのだが,これとて「更新条項」があるのが常なので,お察しのとおり「いい訳」に過ぎないことは百も承知.
ちょっと調べていたら,こんな記事を発見した.
これによると,「2015年、ボウリング業界最大手の競合店が徒歩圏内に出店してきたことに加え、付近にあった大学が移転してしまったことで来店者が激減し、閉店は目前に迫っていました」とある.
はっきりとは書かれていないが,徒歩圏内にできた「業界最大手の競合店」は,この後ついでに寄ろうかと思っている「ラウンドワン市原店」であることは想像に難くない.両店の間には,千葉市と市原市の境があるため,所在地は分かれるのだが,本当に「目と鼻の先」である(実際に,浜野駅から徒歩でボールカートを牽きながら雑作もなく巡れた).
そんな困難を乗り越え,V字回復を果たした!という記事なのだが,それとて新型コロナウイルス感染症の前には,成す術がなかった,ということなのかも知れない.
なお,ここで登場する「ヒューマックスエンターテイメント」は,「新宿コパボウル」も手掛ける会社である.「永山コパボウル」を運営する「ジョイパックレジャー」も,元々は同じ系列の会社だったようだ.
ということで,「CROSPO千葉浜野店」の館内へ.
基本的に,ボウリングも「1ゲームいくら」ではなく,全てひっくるめて「○時間までいくら」という仕組.
会員とビジターでの差額は,入会金(初年度会費相当)や更新料(次年度会費相当)の数倍なので,会員にならない訳にはいかない仕組だ.会員登録時に本人確認があるため,入会をしないという選択は「素性を明かせない人」とか「反S(以下自粛」とかくらいしかないのでは.
また,現在は「閉店直前」ということで「全てのお客様の入会金・更新料が無料」になるというキャンペーンを実施していて,ほぼ強制的に入会手続きを取らされる.
裏面に,会員番号のバーコードや署名欄があるが,どうやら「千葉浜野店」専用らしく,「八王子店」では使えないようだ.
エスカレータで2階に上がると,ボウリングのレーンがあり,全14レーンのシンセティックレーン.
入館時に発行される「入館時刻入りのバーコード」を2階のフロントに提示すると,レーンが指定される.貸靴を借りる場合もここで手続となり,別途350円が必要になる.
平日の昼下がりとあって,全く混んでおらず,6番レーンを指定された.
アメリカン方式……とかは,全く訊かれる気配すらなかったが,実際に投げてみて,アメリカンでは無理だろう,と思う.
ベンチは,意外に落ち着いた感じで悪くない.
手元には操作盤のみ.
ボールリターンはごく普通のストレート型.
レーンはBrunswickらしい.
が,少し中ほどが暗いため,スパットが視認し辛い.
モニタは,オーバーヘッドのみ.
やたらと「注意事項」が多く,この画面の前にも一つあった.
レーンはBrunswickのようだが,システムはAMFらしい.
やっと,スコア画面になったのだけれど……そう言えば,特に申込書とか書いていないな.
手元の操作盤を弄ってみたら,取り敢えず「名前」を入れることはできた.
しかし,まずは右投げから始めてみたのだが,まあ曲がること.
オイルなんか入っていないんじゃなかろうか,こりゃ「横浜ラポール」より凄いな,と.
実は最近,左投げだとかなりがっつり曲がるのに,右投げが全然曲がらなくなったと感じている.以前は「まるで逆」だったのだが.
これについては,ちょっと「ヒント」に気付きつつあるので,それはそのうち触れたいと思うが,そんな状態の右投げで,これですかい……(-_-;;
どんどん中に入って……偶数レーン(で右投げ)だから,自ずと限界がある.とうとうボールリターンにぶつかった.「ロング助走」派なので,リターンの前に,という訳にもいかない.奇数レーンに変えてもらったとしても,いずれ左投げで,また困る.アメリカンなんか,絶対に無理だ.
仕方なく,久々の「ハウスボール」に登場していただこう.
しかし,スパンが合うものが全くない.
サムホールの腹側に滑り止めタイプのテープを1枚貼り,背中側にサイズ調整のテープを数枚貼って,どうにかサムだけは違和感なくいけそうな感じにする.
そんなハウスボールを投げているにもかかわらず,普段のリアクティブウレタンと遜色ない切れを見せるんですが……これはどういうことだ(笑).しかし,スパンが短すぎるため,コントロールがあまり利かず,四苦八苦.
いやあ昔は,よくこれで投げられたもんだ……(爆).
それで2ゲーム連続250UPとかしてたし…….
正直なところ,このボールに慣れるまでに何ゲームかかかった,という感じ.
そして,5ゲーム目に,やっとこさ「ハウスボール基準」での「めぐり」要件を達成する.
↑ これを見て感慨にふけるとは……ハウスボール冥利に尽きるな……(違).
色々な意味で「初心に返った」かのような結果になってしまった.
ホント,第5ゲームは,よくどうにかしたな…….
ということで,第7ゲームからは左投げにスイッチ.
左投げならば,偶数レーンだし,隣の7番レーンは空いているから,超ディープインサイドから39枚目でリリースし,20枚目付近から大きく出す……とかいう漫画みたいなことをしてみようか,とも思ったのだが,あまり慣れないことをするのは,後々に影響を残しそうなので,自粛.
先刻のハウスボールのテープを,左投げの位置に貼り換えて使うことにする.
やはり2ゲームほどは,なかなか合わずに苦労したが,3ゲーム目の第9ゲームあたりから少しわかってきたか.
そして,4ゲーム目の第10ゲームでダブルも記録する.
しかし,かつてはハウスボールでもよく200UPを叩き出していた左投げ.
もうちょっと何とかならないか,と投げ続けたが,結局この5ゲーム目(第11ゲーム)がH/Gに.
最後のほうは,完全に「息切れ」.
慣れない投げ方を続けたこともあるのだろうが,どうしてもある程度は握らないと投げられないハウスボールの宿命もあるだろうとは思う.
時間的にも,入館から3時間になろうとしており,料金的にはこの辺で切り上げないといけない.
スコアシートを貰えないのか,と訊くと「出せますが30円+税がかかります」とのこと.
しかし「めぐり」的には,スコアシートは「必須」としているので,出してもらった.
まあ,5ゲーム以内で終わると1枚なのだが,今回は3枚にわたったので,30円+税でも悪くはないか.
ただし,その結果「3時間まで1,980円+スコアシート33円」で,2,013円,と微妙な金額になってしまった.
なお,この店舗では現金のみ使用可である.